錆喰いビスコ 第8話より © 2021 瘤久保慎司/KADOKAWA/錆喰いビスコ製作委員会
こんにちは
アニメ大好き
みんなと一緒に幸せを見つけていきたい
がんべあです。
遅くなりましたが2022年冬アニメ考察のまとめです。
今期は「進撃の巨人」「鬼滅の刃」「王様ランキング」「平家物語」と超一流の作品が目白押し。それ以外では個人的に「ハコヅメ」「ファ美肉おじさん」「その着せ替え人形は恋をする」等がお気に入り、それ以外にもいい作品がいっぱいで充実したアニメ生活を過ごす事ができました。
さて、今回のブログは2022年冬アニメの「表と裏の主人公」に注目して作品を見返してみようと思います。
裏の主人公が誰なのかを把握してアニメを見ると物語がとても分かりやすくなるのです。
【エニアグラムを知らない方はこちらからどうぞ】
「私の見ていた冬アニメ」の「主人公」と「裏の主人公」まとめ。
表の中に「対決」とあるのは「主人公」と「裏の主人公」が対決をしたかどうか。そしてその隣の欄にある「理解」は戦いの結果「主人公」と「裏の主人公」が理解し合ったかどうかとなります。
ピンクの作品が「主人公と裏の主人公が戦うアニメ」。
こうして表にまとめて見ると「主人公」と「裏の主人公」が戦うアニメとそうでないアニメがある事が分ります。その違いを詳しく見てみましょう。
主人公と裏の主人公が戦うアニメ
主人公と裏の主人公が戦うアニメは「東京24区」「進撃の巨人」「平家物語」「王様ランキング」「ハコヅメ（藤 聖子）」「錆喰いビスコ」の6作品。
これらの作品はどれも「主人公の成長」を描いたアニメとなっています。
主人公と裏の主人公が（真剣に）戦わないアニメ
主人公と裏の主人公が戦わないアニメは「その着せ替え人形は恋をする」「異世界美少女受肉おじさんと」「明日ちゃんのセーラー服」「終末のハーレム」「からかい上手の高木さん」「ハコヅメ（川合 麻依）」の7作品。
これらのアニメはいくつかの分類に分かれます。
①（おそらく）主人公の成長を描くアニメだが、まだ表と裏の主人公の戦いにまでお話が進んでいないもの。
「その着せ替え人形は恋をする」
「終末のハーレム」
「ハコヅメ（川合 麻依）」
②ギャグアニメ
③日常系アニメ
「明日ちゃんのセーラー服」
※「明日ちゃんのセーラー服」「からかい上手の高木さん」の2作品はまだ最後まで見終わっていませんので予想になります。「明日ちゃん」は後半で裏の主人公との闘いがあるかも？
いわゆる日常系アニメやギャグアニメでは主人公と裏の主人公の真剣なバトルはあまり描かれません。それは作品にあまり主人公の成長（日常を壊す変化）が望まれていないからでしょう。
裏の主人公と理解し合わないアニメ
この中で「錆喰いビスコ」はちょっと変わっています。他の作品が表と裏の主人公が闘いを通じて相互理解を深めていく展開なのに対して「錆喰いビスコ」のビスコ（主人公）は黒革（裏の主人公）を理解せずに全面的に否定して「退治」してしまいます。
主人公が裏の主人公を「退治」するストーリーは「少年マンガ」に多く見られるパターンで、実に爽快感があるお話。
しかしそれが許されるのは未成熟な子供の内だけ。大人になり社会に出てからは裏の主人公を理解できないと闇落ち（または心を閉ざす）への道へと進む可能性が高まってしまいます。
「主人公」と「裏の主人公」の相反する生き方を「主人公を導く者」が導き、最後は3人で協力して「ヒロイン」を助ける。それが物語の黄金パターン。
今期のアニメの中では「東京24区」（蒼生 シュウタ・翠堂 コウキ・朱城 ランがアスミを助ける話）と「王様ランキング」（ボッジ・カゲ・ダイダがミランジョを助けるお話）が綺麗に物語の黄金パターンを周到していました。
2022年冬アニメも分析していてとても面白かったな。春アニメの分析も楽しく頑張りたいです。
今日はここまで。
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います。
疑問点などありましたら是非教えてください。
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います。
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように！
【2022年冬アニメ分析まとめ】
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