がんべあの「ぶれない」キャラクター&ストーリーの作り方

創作活動の強い味方「エニアグラム」と「13フェイズ」

「表の性格」と「裏の性格」 東京24区「蒼生 シュウタ」と「翠堂 コウキ」について考察する エニアグラム9w1⇔5w4

f:id:gunber:20220202091812p:plain東京24区 第1話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 

  こんにちは

 アニメ大好き

 みんなと一緒に幸せを見つけていきたい

 がんべあです。

 

 「エニアグラムの裏表」についての考察

 

 アニメの中に登場する「裏表の性格の差」激しいキャラクター(や裏表の関係のキャラクター)エニアグラムを使って分析するこのシリーズ。今回の考察は東京24区に登場する「蒼生 シュウタ」と「翠堂 コウキ」。二人の性格は表と裏の関係となっています。

エニアグラムを知らない方はこちらから

gunber.hatenablog.com

 東京24区のストーリー

 東京24区、それは「極東法令外特別地区」と呼ばれる東京湾に浮かぶ人工島。24区で育ったシュウタ、ラン、コウキ。3人の家柄や趣味、性格はいずれも違っていて、普段から行動を共にする幼馴染だったが、3人の関係はとある事件がきっかけで大きく変化してしまうのだった。事件の1周年追悼ミサにて、偶然再会できた3人の電話が突如一斉に鳴るのだった。その現象は死亡したはずの仲間からの着信であり、3人の「未来の選択」を迫るものだった。3人は自身が信じるやり方で、愛する24区(マチ)、そして人々の未来を守ろうとするが…

ウィキペディアより)

www.youtube.com

 東京24区はメインキャラクター「蒼生 シュウタ」「翠堂 コウキ」「朱城 ラン」の3人が自分にとっての「正義」とは何かを捜す物語。3人の「性格」の違いによって、それぞれの目指す「正義」が異なっているのが面白い。お話はちょっと重めですがエニアグラム分析をするのが実に楽しいアニメです。

【蒼生 シュウタ】(タイプ9w1:主人公)

f:id:gunber:20220201055835p:plain東京24区 第1話より ©Team24/東京24区プロジェクト

【翠堂 コウキ】(タイプ5w4:裏の主人公)

f:id:gunber:20220201055850p:plain東京24区 第1話より ©Team24/東京24区プロジェクト

【朱城 ラン】(タイプ3:主人公を導く者)

f:id:gunber:20220201055904p:plain東京24区 第1話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 

 

 裏の主人公とは

 裏の主人公の役割は「主人公を否定する存在」である事。主人公(テーゼ)に対するアンチテーゼが裏の主人公となります。

 蒼生 シュウタ(主人公)は「衝動(本能)の赴くままに自分たちの街(宝商店街や周りの人々)を守ろう」と行動しています。一方の翠堂 コウキ(裏の主人公)は「システム(法)によって東京24区を守ろう」としています。

 

※テーゼ:「本能」に従って行動する主人公

 翠堂 コウキ:「待てシュウタ 崩れかけてるんだぞ

蒼生 シュウタ(主人公):「そんな事言ってる場合かよ(中略)悪い じっとしられんねぇ」

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東京24区 第2話より ©Team24/東京24区プロジェクト

※アンチテーゼ:「思考」に従って行動する裏の主人公

翠堂 コウキ(裏の主人公):「ああ、法が現実に追いついていない 今はまだ」

f:id:gunber:20220201080132p:plain東京24区 第4話より ©Team24/東京24区プロジェクト

「主人公の行動理由(テーゼ)」と「裏の主人公の行動理由(アンチテーゼ)」は正反対、相反する考えがぶつかり合いながら物語が進む、それが物語に裏の主人公が登場する理由です。詳しく見ていきましょう。

【裏の主人公を詳しく知りたい方はこちらの記事で】

gunber.hatenablog.com

主人公と裏の主人公の関係

 主人公の蒼生 シュウタの性格はタイプ9w1。

 タイプ9w1(夢見る人)はマイペースなのんびり屋さん(タイプ9)、それに加えて真面目で融通が利かない(タイプ1)性格。(※ただし自分のテリトリーの平和が脅かされそうな時には人が変わった様に戦います。)

 

 一方の裏の主人公、翠堂 コウキの性格はタイプ5w4。

 タイプ5w4(因習を打破する人)は独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)、それに加えて「個性・ロマン・創造性」を求め人とは違う道を進もうとする(タイプ4)性格。

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 二人は正反対の性格で得意・苦手も逆転しています。

 蒼生 シュウタ(9w1:夢見る人)は9w1は良い夢を信じ、平和を維持しようと心がける事は得意ですが、都合の悪い現実から目を逸らしがちです。

蒼生 シュウタ(主人公):「俺さぁ あの日以来怖いんだ またあのヴィジョンが見えたらどうしようって また大切な人を無くしちゃんじゃないかって 何で俺なんだって 誰かに任せときゃいいじゃんって 俺たちが出しゃばって失敗して バカみたいだなって」

f:id:gunber:20220201081158p:plain東京24区 第4話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 

 翠堂 コウキ(5w4:偶像破壊者)はその逆、現実を見つめ、悪い「偶像」を「破壊」した先に真実があると信じ、破壊するために理想を根拠にして論破します。

 

 翠堂 コウキは東京24区に存在するスラム街「シャンティタウン」を諸悪の根源とし、その悪い偶像を破壊(再開発)した先に真実があると信じ行動しています。しかし攻撃性が高すぎて自身の安息まで壊す恐れがあります。

翠堂 コウキ(裏の主人公):「だからこの街には再開発が必要だ 監視カメラでモニターし Cフォンで登録し管理する」

f:id:gunber:20220201081657p:plain東京24区 第4話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 蒼生 シュウタが苦手な「現実世界の問題と向き合う」事は翠堂 コウキの得意分野。一方翠堂 コウキの苦手な「周りとの安息を見出す(平和を望む)」のは蒼生 シュウタの得意とする所となります。

 

主人公と裏の主人公のお話のガイドライン

蒼生 シュウタ(主人公)のお話

【ストーリーライン(世界観)】
9w1:「リアルな現実世界」で壁に当たった主人公が、問題を解決する為に「現実とは異なる新たな世界(異世界)」へ旅立つ。

【9w1のお話についての詳しい解説はこちら】 

gunber.hatenablog.com

 

翠堂 コウキ(裏の主人公)のお話

【ストーリーライン(世界観)】
5w4:「理論の世界(異世界)」にいた主人公に「現実世界」が浸透してくる。

【5w4のお話についての詳しい解説はこちら】

gunber.hatenablog.com

 

「東京24区」のストーリーは蒼生 シュウタにとっては「現実の問題に向き合っていく道」を見つけるお話、翠堂 コウキにとっては「問題を平和的に解決しようとしていく道」を見つけるお話。

 

 翠堂 コウキのやり方は決して良いやり方ではありません。しかしそのやり方をただ否定するだけ(きれい事を並べるだけ)では蒼生 シュウタの未来は行き詰ってしまいます。

 

 蒼生 シュウタ(テーゼ)と翠堂 コウキ(アンチテーゼ)は互いにぶつかる必要があります。しかしそのぶつかり合いは相手を否定するものではなく、新たな道(ジンテーゼを見つける手段でなくてはいけません。

 

東京24区のお話の基本構造

 9w1が主人公の「お話の黄金パターン」は一言でいうと「タイプ6のヒロインを助け出す(守る)」事が目的。それができればハッピーエンド、できなければ悲劇のお話となります。

 

 主人公蒼生 シュウタの「大きなお話」は「ヒロインである翠堂 アスミを助け出す(の謎を解く)」事が目的。

【翠堂 アスミ】(タイプ6w5:ヒロイン)

f:id:gunber:20220201055932p:plain東京24区 第2話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 大きなお話の始まりとして第1話では「小さなお話」が描かれます。この小さなお話のヒロインは櫻木 まり

【櫻木 まり】(タイプ6w7:ヒロイン)

f:id:gunber:20220201055918p:plain東京24区 第1話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 第1話では偶然の助けもあり主人公・裏の主人公・主人公を導く者の3人が共に協力し合う事でヒロインを助け出す事ができました。しかしまだ3人の目指す正義はバラバラのまま。それが原因となり次の事件(第3話)では主人公の恩師白樺広樹を助ける事ができませんでした。

翠堂 コウキ:「きっと選ばなかったからだ 橋で逃げるか コンテナに隠れるか 未来を選べた」

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朱城 ラン:「確実な方を選ぶべきだったんじゃん」

蒼生 シュウタ:「違う みんなが協力して別の未来を目指していれば!」

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朱城 ラン:「結果カバちゃんは?」

翠堂 コウキ:「俺たちが白樺先生を殺したんだ…」

f:id:gunber:20220202084757p:plain東京24区 第3話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 

 第3話でどん底まで落ちてしまった主人公と裏の主人公。

 今後展開される大きなお話がハッピーエンドになるかどうかは、主人公と裏の主人公が理解し合えるかどうかにかかっています。

 その為に必要なキーキャラクターは主人公を導く者である朱城 ラン。彼が主人公をどう導いていくのか。謎が多いアニメなのでお話がどう進んでいくのかが非常に楽しみです。 

【朱城 ラン】(タイプ3:主人公を導く者)

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東京24区 第3話より ©Team24/東京24区プロジェクト

 

 今回はここまで。

 

 まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います

 疑問点などありましたら是非教えてください

 

 この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います

 みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!

 

【参考資料】

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 「スバルの性格分析ブログ」

「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。