かぐや様は告らせたい 第1話より ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
こんにちは
アニメ大好き
みんなと一緒に幸せを見つけていきたい
がんべあです。
2022年春アニメがスタートしました。
今期のアニメを見ているとタイプ6w5(守る人)の女の子主人公とヒロインがやけに目立つ印象でした。
気になったので、6w5の女の子をまとめてみた所、出てくるわ出てくるは…。あまりに人数の多さに目を丸くしています。
今回は2022年春アニメに登場するタイプ6w5の彼女達の魅力を徹底分析。彼女達の性格と把握しておくと今後のアニメ視聴が10倍楽しめる事請け合いですよ。
【エニアグラムを知らない方はこちらからどうぞ】
タイプ6w5の女の子の特徴
6w5(守る人)の特徴
タイプ6w5は自分の事より周りの共同体の事を気にする心配性(タイプ6)、それに加えて独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)な性格。
6w7より集中力に優れているが、関心事は狭まる。往々にして、不利な立場にある人やグループの代弁をしたり擁護をする。
6w5(守る人)の裏の性格は1w2(擁護者)。
彼女達の本質はタイプ6の「優しく臆病なお嬢様」体質。
しかしみんなの前では「裏の性格」のタイプ1(凛とした生真面目キャラ)を演じているパターンが多くみられます。
具体的に見ていきましょう。
2022年春アニメに登場する6w5(守る人)の女の子たち
6w5を理解するのに良い例が「処刑少女の生きる道」の主人公メノウ。
アニメではメノウの表(6w5)と裏(1w2)の性格のギャップが解りやすく描かれています。
メノウ(処刑少女の生きる道)
処刑少女の生きる道 第1話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
メノウの本来の性格は周りとの関係を良好に保ちたいお嬢さま(6w5)気質。しかし彼女は心優しいお嬢さま(表の性格)のままでは自分の周りの世界を守る(6w5:守る人)事ができない状態に追い込まています。
物語の冒頭では「世界を守る」為に裏の性格(1w2)となって「冷酷にルールに従う」処刑人の役割を果たしている姿が描かれています。
メノウ(1w2:裏の性格)
処刑少女の生きる道 第1話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
ただし、冷酷にルールに従う処刑人(裏の性格)では周りとの関係を正常に保つ事ができません。
「周りとの関係を良好に保ちたい」表の性格(6w5)と「周りの世界を守る為に冷酷にルールに従う」裏の性格(1w2)。
矛盾に満ちた相反する表と裏の性格を統合して新たな道を見つけ出す。それがメノウのお話となります。
そしてメノウの成長を導くのは第1話に登場するトキトウ・アカリ。
トキトウ・アカリ(タイプ9:タイプ6の成長方向)
処刑少女の生きる道 第1話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
アカリに導かれたメノウの成長の様子がどのように描かれていくのか興味深々。今後のお話が待ち遠しいです。
四宮かぐや(かぐや様は告らせたい)
かぐや様は告らせたい 第1話より ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
かぐや様もまた内面の臆病なお嬢様(タイプ6)気質と外面の凛とした優等生(タイプ1)気質のギャップが可愛いです。実に癒されますね。
禍原 デス美(恋は世界征服のあとで)
恋は世界征服のあとで 第1話より ©野田宏・若松卓宏・講談社/恋せか製作委員会
組織を守る為に無理をして凛とした姿(1w2)を演出しているデス美ですが、お嬢様的な本来の性格(6w5)がにじみ出ている姿に心癒されます。
彼女もまた6w5が抱える問題点を持っています。
カーラ(このヒーラーめんどくさい)
このヒーラーめんどくさい 第1話より ©丹念に発酵/KADOKAWA/このヒーラー、めんどくさい製作委員会
カーラはどこでこんなにひねくれてしまったのでしょうか?その内過去エピソードあるのかな。わくわく。
本人は凛としたタイプ1の外面を演出しているつもりなのでしょうが、素のタイプ6のめんどくささ(※そう、タイプ6は実にめんどくさいのです)が駄々洩れな所が実に可愛い♬
※タイプ6は相手が信頼できるかどうかを確かめる為に無理難題をふっかける事で「相手の実力」と「どこまで真摯に向き合ってくれるか」を確かめます。(めんどくさい)しかし信頼した相手に対しては徹底的に尽くそうとします。
リソが付けたタイプ6の英語名はThe Loyalist(ロイヤリスト:忠臣)。信じた主人を身を挺して支え守ろうとする頼もしい存在がタイプ6なのです。
五代 都(ダンス・ダンス・ダンスール)
ダンス・ダンス・ダンスール 第1話より ©ジョージ朝倉・小学館/ダンス・ダンス・ダンスール製作委員会
ダンス・ダンス・ダンスールは正統派な成長物語。五代 都のエピソードは第1話ではほとんど触れられていませんでしたが、おそらくタイプ6w5。彼女の過去を描くお話が早く見たいです。
烏丸 理彩(ヒーラーガール)
ヒーラーガール 第1話より ©Healer Girl Project
ヒーラーガールのキャラクターの性格はまだ自信がありません。ひょっとすると烏丸 理彩はタイプ1の方が表なのかもしれません。これから彼女の過去も描かれていくと思うのでこちらも楽しみにしています。
ヨル・フォージャー(SPY×FAMILY)
SPY×FAMILYめちゃくちゃ面白いですね。
ヨル・フォージャーの性格もタイプ6w5。「表(6w5:弟想いのお姉さん)の性格のお嬢様気質」と「裏(1w2:任務のためには冷酷になれる)の殺し屋の性格」が実に6w5/2w1しています。
「処刑少女の生きる道」の主人公メノウと同じパターン。
ツバキ(くノ一ツバキの胸の内)
「くノ一ツバキの胸の内」の主人公ツバキ。
ツバキは一見凛としたタイプ1に見えますが、それは内面を隠すためのカモフラージュした姿。本当の性格は周りのみんなと仲良くしたい臆病なお嬢様(タイプ6)気質。
メノウと同じく表の性格のままでは対処できない問題を抱えたツバキはみんなの前では無理をして裏の性格の姿をしているのでしょう。
相反する表と裏の性格のギャップが可愛いのです。
マイン(本好きの下剋上)
マインはお嬢様体質の堅実家。人々との交流を好み、頭を使う事が得意。自分の周りを守る事には熱心ですが、自分が気に入らないルールに対してはそれを破壊する為にずるい事も結構平気で行います。絵に描いた様な6w5の性格で、通常は裏面の1w2的な表情はあまり見受けられません。
しかし時折魔力が暴走して別人格となる事があり、その時に裏面の1w2の姿が現れます。
6w5のストーリーライン
【6w5のストーリーライン】
「現実の物質(や関係)」を守っていた主人公が「それを守るべき理由」を見つけ出す。
タイプ6は「思考」タイプのど真ん中。理屈主体で動いています。
その為「本能」や「感情」で動く人たちを理解する事が上手くできません。そんな彼女達が成長する事で理屈ではなく「本能」(自分自身から湧き上がる想い)や「感情」(他人との心の触れ合い)の大切さを理解していく。それが6w5のお話となります。
彼女達の周りには「憧れ方向のタイプ3」と「成長方向の9」、そして「裏の性格の1w2」のキャラクターが配置されていますので是非捜してみてください。
この4人が交わる事で彼女達の成長がどう描かれていくのかとても楽しみです。
今日はここまで。
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います。
疑問点などありましたら是非教えてください。
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います。
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【その他の6w5の女の子たち】
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