Vivy -Fluorite Eye's Song-第1話より ©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
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今回のブログは9ｗ1（夢見る人）の「ウィングの重さ」考察2回目。前回紹介できなかった女性キャラの考察を行います。
9w1のキャラクターは基本的にはタイプ9（平和を求めて周りとの調和を保ちたい）の性格ですが、ウィングであるタイプ1（理想を求め真面目で融通が利かない）の性格を副次的に兼ね備えています。
- 今回考察する9ｗ1のキャラクター
- ★5【タイプ1の影響がかなり大きい】
- ★4【タイプ1の影響が大きい】
- ★3【タイプ1の影響は中位】
- ★2【タイプ1の影響は少ない】
- ★1【タイプ1の影響はほとんど感じられない】
今回考察する9ｗ1のキャラクター
※前回男性の考察を行いましたので今回は女性のみの比較考察とします。
前回、9ｗ1の男性キャラを60名近く考察しましたが、9ｗ1女性は11名しかリストアップできませんでした。9ｗ8の女性キャラ考察は45名でしたのでこれに比べてもその少なさが目立ちます。
同じ9ｗ1の性格でも大きな違いがあります。「ウィングの重さ」を基準としてその違いを詳しく見ていきましょう。
9ｗ1のキャラクターの特徴
タイプ9w1（夢見る人）はマイペースなのんびり屋さん（タイプ9）、それに加えて真面目で融通が利かない性格（タイプ1）。
9ｗ8より内向的。冒険を好まず控えめ。
★基本的な特徴
【タイプ9：平和をもたらす人（The Peacemaker）】
（マイペースで争いが苦手、平和をこよなく愛する）
気楽で、控えめなタイプ
受容的。 安心感がある。 現状に甘んじる。 諦めている。
★副次的な特徴
【タイプ1：完璧主義者（The Leader）】
（高潔な完璧主義者）
良識的で、理想主義のタイプ
高潔。 目的意識がある。 自己抑制的。 完全主義的。
タイプ1の影響が強く表れているキャラクター
上に挙げた9ｗ1のキャラクターをタイプ1の性格が強く表れているキャラから順番に並べ直してみました。
ウィングの影響度合いによって★1（軽い）～★5（重い）の5段階に分けていますが、この分類はイメージしやすい様に私が独自に付けた分類です。
※リソの本では「ウィングの重さ」のレベルについては深く述べられていません。
これから紹介するキャラクター達を見比べると★が多いほど「行動的（積極的）な傾向」があり、★が少ないと「あまり行動しない（消極的）傾向」が見えてきます。
もう少し詳しく見てみると★が多いほど「周りの人々に対して主導権を握りたい衝動が強く」、少ないほど「他人に対して関わろうとしない」傾向があると思われます。
★5【タイプ1の影響がかなり大きい】
タイプ1：高潔な完璧主義者
正義にこだわる完璧主義者でタイプ1（生真面目な現実主義者）かと間違えそう。しかし深く付き合っていくと根っこの所ではタイプ9（穏便でマイペースな性格）である事が分ります。
正義（タイプ1）と調和（タイプ9）は相反する行動を求められる事が多く、アニメを見ていると主人公がそのギャップに深く悩み苦しむ傾向が見受けられます。
★★★★★ヴィヴィ（Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-）
Vivy -Fluorite Eye's Song-第1話より ©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
★★★★★冥王 せつな（美少女戦士セーラームーン）
美少女戦士セーラームーンS 第22話より ©武内直子・PNP・東映アニメーション
★4【タイプ1の影響が大きい】
基本はおっとりしているが真面目で正義感に基づいた行動を行う。（上に挙げた星5キャラに比べると「調和と正義のギャップ」に悩み苦しむ事は少ないです）
★★★★浅草 みどり（映像研には手を出すな！）
映像研には手を出すな 第1話より © 2020 大童澄瞳・小学館／「映像研」製作委員会
★3【タイプ1の影響は中位】
「正義感」に満ちた真面目な面もみられるが、それと同時に正義を無視して「本能」に駆られる行動も自然に行う事ができる。あまり正義と本能のギャップに悩みません（中間的）。
★★★サトミ（アイの歌声を聴かせて）
アイの歌声を聴かせてより © 吉浦康裕・BNArts／アイ歌製作委員会
★★★小桜（裏世界ピクニック）
裏世界ピクニック 第2話より ©宮澤伊織・早川書房／ DS研
★★★西住 みほ（ガールズ&パンツァー）
ガールズ&パンツァー第1話より © GIRLS und PANZER Projekt
★2【タイプ1の影響は少ない】
基本は調和を重んじるマイペースな性格だがまれに正義感に駆られた行動も見られる。
★★オーゼン（メイドインアビス）
★★川合 麻依（ハコヅメ～交番女子の逆襲～）
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 第1話より ©泰 三子・講談社／ハコヅメ製作委員会
★★桜樹 八重花（組長娘と世話係）
組長娘と世話係 第1話より ©つきや・マイクロマガジン社／組長娘と世話係製作委員会
★1【タイプ1の影響はほとんど感じられない】
基本マイペース。本能に従った行動を重視する。周りに対して正義を振りかざす様な行動はほとんど行わない。
★小熊（スーパーカブ）
スーパーカブ 第1話より ©Tone Koken,hiro/ベアモータース
★2と★1は共に積極的に周りに干渉しようとはしませんが、★2は周りに関わる事が苦手な事に悩みやジレンマを抱えている傾向があるのに対して、★1は周りと関わるのが苦手な事を素直に受け入れており、あまりその事に悩みを持っていない傾向があります。
こうして多くのキャラを比較するとウィングが軽くなる（★5→★1）につれてタイプ１特有の「正義」を振りかざす言動や行動が薄れていく様子がよく解ると思います。
リソの本を含めて「ウィングの強さ」について具体的な状態を含めて解説しているエニアグラムの本やHPが見つからなかったので、かなり自己流に分析してみました。
※誰か「ウィングの重さの解説」についていい本やHP等を知っていたら教えてください。
結構いい感じに分類できたのではないかと思っています。
「ウィングの重さ」の検証は書いていて楽しいので他のタイプの考察も進めていきたいです。
今日はここまで。
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まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
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みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように！
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【参考資料】
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