モブサイコ100Ⅱ 第1話より ©ONE・小学館/「モブサイコ100 Ⅱ」製作委員会
こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
いよいよ冬の新作アニメがスタート!
今期はどんなアニメに出会えるのかなぁとウキウキ気分です♪
その中でモブサイコ100Ⅱ 第一話(001)「ビリビリ ~誰かが見てる~」がとても面白かったので、13フェイズ分析してみました
ネタバレなので気を付けてくださいね
初めての方へ
このブログは創作活動をしている人に向けて物語の作り方である「13フェイズ」理論とキャラクターの作り方「エニアグラム理論」を紹介するページです
創作をしていない人でも気軽に読んでいただければと思います
モブサイコ100Ⅱ第一話のストーリー構造
沢山ある「物語パターンの一つ」として「13フェイズに従った物語創り」というものがあります
モブサイコ100Ⅱ第一話「ビリビリ ~誰かが見てる~」は13フェイズに従ってきっちりと創られていたので、とても見やすかったです
13フェイズ理論によってお話を追いかけてみましょう
第二部なので、主人公と世界観の紹介(畑の悪霊との闘い)があった後、本編がスタート
①【日常】消極的な主人公、影山茂夫(かげやま しげお)(通称モブ)は、自分の気持を表現するのが苦手
幼馴染の高嶺ツボミ(たかね ツボミ)に好意を持っているが、それを言い出せない
②【事件】クラスメートの米里イチ(めざと イチ)に生徒会長に立候補しないかと誘われる
③【決意】生徒会長になれば高値ツボミちゃんとも釣り合う、男を上げるチャンスと米里イチに言われその気になるモブくん
④【困難】猛特訓イメージ
⑤【助け】米里イチの助け
⑥【成長】猛特訓イメージ
⑦【転換】生徒会長選挙には落選するが、その姿を見ていたクラスメートのエミちゃんに告白される(中盤のクライマックス)→CMへ
⑧【試練】エミちゃんと一緒に每日下校するモブくん たどたどしい会話で頑張る
しかし気味悪がられる事が嫌で、自分が超能力者だと言う事はエミちゃんに伝えることができない
一方、エミちゃんはモブくんに小説を書いていることを話す
「恥ずかしいけど影山くんならいいかな・・・・」
今度小説を読ましてもらうことを約束
⑨【破滅】エミちゃんの小説を読むモブくん
感想を上手く表現できず、エミちゃんを怒らせる
そして実はエミちゃんの告白は友達との罰ゲームであった事が分かる
二人は分かれ、一人取り残されるモブくん
⑩【契機】エミちゃんとクラスメイトとの下校中、クラスメイト達はエミちゃんの書いた小説を冷笑して破り捨てる
それに対して怒れずに一緒に笑うエミちゃん
その姿を見かけるモブくん
⑪【対決】クラスメイト達に歩み寄るモブくん
「やめ・・・なよ 頑張って書いた小説を破くなんてひどいよ」
クラスメイト達はモブくんをバカにして笑う
エミちゃんもクラスメイトに同調する
そんな中、破り捨てられた小説を黙々と拾い出すモブくん
「ぼくはこれがゴミだなんて思わない。捨てるくらいならボクがもらう。自分の気持を大事にすることにしたから・・・」
粉々に破れた小説の欠片を拾うモブくんの姿を見て呆れるクラスメイト
しかしエミちゃんはモブくんと一緒に破り捨てられ粉々になった小説の欠片を拾い出す
たじたじとなったクラスメイト達はその場からいなくなる
⑫【排除】黙々と欠片を拾う二人、突然突風が吹き、集めた欠片が飛び散ってしまう
その時、モブくんの超能力が飛び散った欠片を集める、原稿はみるみる元の姿に戻っていく
「ボク超能力者なんだ」
とエミちゃんに向かって告白しながら復元された原稿をエミちゃんに渡すモブくん
「ありがと 影山くん・・・」
⑬【満足】その姿を遠くから見ていた幼馴染みのツボミちゃん
「やるじゃん」
第一話感想
気持ち良いテンポで13フェイズに従った物語が進んでいき、見ていて爽快感がありました
エニアグラム的に観ると
主人公のモブくんはタイプ9
タイプ9の弱点は「自分に価値を見い出そうとしない事」
【参照記事】
今回のお話でのモブくんのセリフ
「自分の気持を大事にすることにしたから・・・」にはタイプ9のモブくんの成長を感じられました
ちなみにメインキャラクターの人物関係は
霊幻新隆(れいげん あらたか)(モブくんの師匠)(タイプ3)➡憧れ・モブくん(タイプ9)➡憧れ・高嶺ツボミ(タイプ6)(ヒロイン)
これから毎週が楽しみです♪
gunber.hatenablog.com
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みなさんの創作活動が楽しいものになりますように!