モブサイコ100Ⅱ 第4話より ©ONE・小学館/「モブサイコ100 Ⅱ」製作委員会
こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
モブサイコ100Ⅱが面白すぎて、一人部屋の中で転げ回っています
いやー、本当にいいアニメに出会えて幸せいっぱい♪
今回はモブサイコ100Ⅱ 第4話「中身 ~悪霊~」と第5話「不和 ~選択~」を13フェイズ分析してみます
ネタバレなので気を付けてくださいね
初めての方へ
このブログは創作活動をしている人に向けて物語の作り方である「13フェイズ」理論とキャラクターの作り方「エニアグラム」理論を紹介するページです
創作をしていない人でも気軽に読んでいただければと思います
モブサイコ100Ⅱ第4話・5話のストーリー構造
沢山ある「物語パターンの一つ」として「13フェイズに従った物語創り」というものがあります
モブサイコ100Ⅱ第4話・第5話は前後編、合わせて一つのお話
13フェイズに従ってきっちりと創られていたので、とても見やすかったです
13フェイズ理論によってお話を追いかけてみましょう
①【日常】除霊のアルバイトをしている主人公、影山茂夫(かげやま しげお)(通称モブ)は、師匠の霊幻新隆(れいげん あらたか)と共に今日も依頼をこなしている
②【事件】強力な悪霊に取り憑かれた少女浅桐美乃莉(あさぎり みのり)の除霊を行うことに
③【決意】集まった除霊師達では歯が立たない、モブは霊と闘う決意をする
霊幻「モブ、肩は温まっているか?」
モブ「全然温まってないけど、やるしかないのは分かります」
④【困難】強力でずる賢い悪霊、最上啓示(もがみ けいじ)
⑤【助け】霊幻新隆、エクボの助け 霊幻先生の活躍かっこよかったですね
霊幻「お前ら依頼人に何言ってんだ。ありゃタチが悪いぞ。間違いなくクロだ」
⑥【成長】通常の闘いでは勝てない事に気付くモブ
モブは霊幻新隆、エクボを信じて幽体離脱を行い、浅桐美乃莉の身体に入る決意をする
⑦【転換】浅桐美乃莉の身体に入ったモブはその中に巣食う悪霊、最上啓示を倒す
(中盤のクライマックス)
⑧【試練】倒したと思った悪霊、最上が逆襲、罠にハマったモブは能力を失い最上の作り上げた世界へ飛ばされる
(→4話終わり、5話に続く)
最上の心理攻撃により、クラスでいじめられる日々の生活を経験させられるモブ
依頼人の娘、浅桐美乃莉も学校に転校してきてクラスのみんなとモブを一緒にいじめる
精神的にだんだんと追いつめられていくモブ
最上「君からすれば不可解だろうがこのいじめ行為は彼女が自分のポジションを確保するため日常的にやってきたことだ」
⑨【破滅】ガマンのできなくなったモブはいじめを行ったクラスメイト達へ向けて復讐の為の力を開放してしまう
最上「完成だ。やっと変わってくれた。君は私に似ていた。だから私のような人生を送ってほしくなかったんだ」
⑩【契機】エクボが助けに来る、霊幻からの電話
エクボ「思い出せシゲオ、外で霊幻と待ってんだ」
霊幻からの電話「おお、モブ?悪いけどすぐ事務所来れるか?でかい仕事が入ってな」
⑪【対決】覚醒したモブの最上との闘い
⑫【排除】悪霊の除霊に成功、正気を取り戻す浅桐美乃莉
⑬【満足】
泣きじゃくる浅桐美乃莉
ほんと、良いシーンなのでネタバレしません
本編で確認してください!!!
13フェイズでは物語は中盤(第7フェイズ)のクライマックス(カバードピーク)を境に大きく変化します
前半、主人公モブは霊幻とエクボに「助けられて」闘い成長します
しかし後半は本当の成長の為にモブは「一人の力」で闘わなければならないのです
第10フェイズ【契機】でエクボと霊幻先生が助けに入りますが、これは第5フェイズ【助け】のものとは異なり、第6フェイズ【成長】でモブが二人を信じて幽体離脱を行った事による「因果」が自分に返ってきたものになります
因果応報、「自分の行った事は自分に返ってくる」
第10フェイズの助けは「自分自身の力」と言えるのです
第4・5話感想
モブ君の成長、観ていて心が震えました
最期の浅桐さんの笑顔、めっちゃ可愛かったですね♪
エニアグラム的に観ると
主人公のモブくんはタイプ9
タイプ9の成長方向は【タイプ3】
腰が重く停滞しがちなタイプ9のキャラクターは、タイプ3の積極性、意欲的な自己主張を学ぶ事
「タイプ9の長所である人柄や忍耐強さを活かして、周りの役に立とうとする事」
それがタイプ9キャラクターの成長への第一歩に繋がります
【参照記事】
エニアグラム的にもお手本となる様な見事な成長を観ることができて満足しまくりのお話
作画も凄すぎて、これがまた感動的でした
かっこえー
今回はここまで
この記事があなたの「創作活動」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの創作活動が楽しいものになりますように!
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