メイドインアビス 烈日の黄金郷 第8話より ©つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会
こんにちは
エニアグラムの世界へようこそ。
アニメ大好き
みんなと一緒に幸せを見つけていきたい
がんべあです。
アニメの中に登場する「裏表の性格の差」が激しいキャラクター(や裏表の関係のキャラクター)を「エニアグラム」を使って分析するこのシリーズ。今回の考察は「メイドインアビス」に登場するファプタとプルシュカ。2人は物語の「表と裏の主人公」の関係。
ファプタとプルシュカの関係を抑えておくと物語が見やすくなります。詳しく見ていきましょう。
【エニアグラムを知らない方はこちらから】
「メイドインアビス」のお話
人類最後の秘境と呼ばれる、未だ底知れぬ巨大な縦穴「アビス」。その大穴の縁に作られた街には、アビスの探検を担う「探窟家」たちが暮らしていた。彼らは命がけの危険と引き換えに、日々の糧や超常の「遺物」、そして未知へのロマンを求め、今日も奈落に挑み続けている。
ヒロインのリコは孤児院で暮らす探窟家見習い。アビスへの憧れが人一倍強い彼女は、母のような偉大な探窟家になることを夢見ていた。ある日の探窟で、リコは謎の存在に生命の危機を救われる。その何者かが放った熱線の跡を辿ると、そこには人間の少年そっくりのロボットが倒れていた。
リコはロボットにレグという名前を付け、孤児院の大人達の目を欺きながら、共に過ごすようになる。 レグが孤児院に入って2カ月が経つ頃、リコの母親であるライザの白笛と封書が地上に上がってくる。封書には、誰も見たことがない深層の生物の情報と「奈落の底で待つ」と書かれた紙が同封されており、その中にはレグに似たロボットのような絵も描かれていた。
ライザの封書を読んだ2人は、アビスの深層を目指すこととなる。リコは母親に会うために、レグは自分が何者なのか知るために。
(ウィキペディアより)
主人公:ファプタ
【ファプタ】(タイプ6w5:主人公)
タイプ6w5(守る人)は自分の事より周りの共同体の事を気にする心配性(タイプ6)、それに加えて独立心が強く、集めた知識を分析して活用する事が得意(タイプ5)な性格。
裏の主人公:プルシュカ
【プルシュカ】(タイプ1w2:裏の主人公)
1w2は基本的に真面目で理想を求める(タイプ1)完璧主義者、それに加えて理想を示す為の方法として人々を救おうとする(タイプ2)性格。
裏の主人公の役割は「主人公を否定する存在」である事。主人公(テーゼ)に対するアンチテーゼが裏の主人公となります。
現在(2022年夏)放映されている「烈日の黄金郷」ではレグの昔の知り合いファプタ(表の主人公)と白笛となったプルシュカ(裏の主人公)がキーキャラクターとなっています。2人の詳しい関係はまだ描かれていませんが、いったいどういう展開となるのでしょうか。
主人公と裏の主人公の関係
二人は正反対の性格で得意・苦手も逆転しています。
ファプタが苦手な「生きる為の理由」を見つけるのはプルシュカの得意分野。一方プルシュカの苦手な「目の前の状況に上手く対応する」のはファプタの得意とする所となります。
主人公と裏の主人公のお話のガイドライン
6w5(主人公)のお話は通常以下の流れとなっています。
【ストーリーライン(世界観)】
6w5:「現実の物質(や関係)」を守っていた主人公が「それを守るべき理由」を見つけ出す。
ファプタが守ってきたもの。それは「母の願い」。
リコ:「ヴエコさん ファプタは何をするつもりなの?」
ヴエコ:「母親の開放…この村を滅ぼす事…」
ファプタは生まれた時からずっと「母親が心の底に隠していた願い」を守って生きてきました。しかしそれを「守るべき理由(自分自身の願い)」は解っていません。
ヴエコ:「ああ良かった イルミューイ あなたは何も 何も許してはいなかったんだね 全部許せなかったのに 全部閉じ込めて叫んでいたんだね」
「メイドインアビス 烈日の黄金郷」のお話はファプタが村(母親)から開放される(呪いを解く)事で「自分自身の願い」を見つけるストーリー。
ヴエコ:「願わずにはいられない あなたが母から継いだ願いを叶えられるよう そして いつかあなたの呪いが解けてあなただけの願いを見つけて 幸せな旅に出られるよう…」
一言で言うと「ファプタが本当の自分の願いを見つけるお話」となっています。
【6w5のお話についての詳しい解説はこちら】
プルシュカ(裏の主人公)のお話
【ストーリーライン(世界観)】
1w2:守るべき大きな(広い)世界の為に「理想」を主張していた主人公が、世界を守る為の「現実的な実現性」を見つけ出す。
プルシュカ:「あのさ こんな事言えた義理じゃないんだけど ちゃんとレグも直ってさ もし全部丸く収まったら そしたらさぁ…う…何でもない 引き留めてゴメン 行って」
【1w2のお話についての詳しい解説はこちら】
プルシュカのお話はその逆。
プルシュカはすでに「自分自身の願い」を持っています。しかしその願いをかなえる為の「現実的な実現性」を持ち合わせていません。
ファプタ(表の主人公)が「自分自身の願い」を見つける為に、そしてプルシュカ(裏の主人公)が「現実的な実現性」を手に入れる為に、表と裏の主人公の2人は真剣に闘う必要があります。
ファプタとプルシュカ(&リコ達)は戦いを通じて成長し解り合う事が出来るのか、それとも悲しい結末を迎える事になってしまうのでしょうか。
この2人の関係を抑えておくとこれからの物語が理解しやすくなると思います。今後のお話の展開が楽しみですね。
今日はここまで。
この記事が「イイナ」と感じたら下の【B!ブックマーク】ボタンを押して応援していただけると励みになります。
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【メイドインアビス他記事】
【参考資料】
「究極のエニアグラム性格学―人の性格って、おもしろい!」
これからエニアグラムを学びたい方にオススメ
エニアグラムについての知識が体系化されている分かりやすい本
必要な情報は漏れなく書かれており、読みやすいのに読み応えがある良い書籍だと思います
中古価格 |
「新版 エニアグラム【基礎編】 自分を知る9つのタイプ」
より詳しくエニアグラムの事を知りたい方にオススメ
いきなりこの本を読むと、その情報量に圧倒されて心が折れそうなるかもしれません
覚悟のある方は是非!すごい本です
新品価格 |
「スバルの性格分析ブログ」
「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。