がんべあの「ぶれない」キャラクター&ストーリーの作り方

創作活動の強い味方「エニアグラム」と「13フェイズ」

キャラクターの作り方:アニメ「天気の子」をエニアグラム分析する(前編)

f:id:gunber:20200912111730j:plain天気の子より ©2019「天気の子」製作委員会

 

こんにちは

みんなと一緒に幸せになりたい

がんべあです

 

 今回はアニメ「天気の子」をエニアグラム分析します

 

天気の子は新海誠監督制作、2019年公開作品

 

主人公は森嶋 帆高(もりしま ほだか)

離島で暮らす中学生の男の子

閉塞感のある毎日を過ごす帆高は、ある日、雲の裂け目から溢れる光を見つけます

その光を追い求め、彼は一人東京へ向かうフェリーに乗り込みます

 

※今回の前半はネタバレ少なめですが、後半はネタバレしまくりです。ご注意を

 

愛にできることはまだあるかい

  

森嶋 帆高エニアグラムではタイプ4

 

タイプ4の特徴

【こだわり】「個性・ロマン・創造性」


「創造の人」「内閉の人」


・美意識が高い、芸術家気質
・独自性を重んじる
・イメージ力があり空想にひたることが多い
・集団行動が苦手
・シャイで気が小さい
・共感能力が高く、弱者へのいたわりの気持ちが強い
・甘えん坊で寂しがりや
・建前がわからない
・気分転換や楽しむことがへた
・自意識過剰
・純粋で繊細で、傷つきやすい
・破滅的で自分を追いつめやすい

 

 

タイプ4の人は芸術家気質

その特徴は「夢見がちな事」「美しくありたい事」

 

「夢を見る」事が好きなのであって、「夢を叶える」ことは好きではありません…と言うか苦手

いざ自分の夢が叶いそうになると、とたんに理由を付けて逃げ出したりします

そうしてまた新たな夢を見つけ、それに向かって突き進みたがります

 

もう一つの大きな特徴が「美しくある事(芸術的である事)」へのこだわり

タイプ4のキャラクターは醜く楽に生きるより、苦しくても美しくきれいに生きる事を選ぶ傾向があります

 

 

天気の子の主題歌「愛にできることはまだあるかい」の歌詞の中にこの2つが見事に歌われています

 

愛にできることは まだあるかい?

僕にできることは まだあるかい

 

何もない僕たちに なぜ夢を見させたか

終わりある人生に なぜ希望を持たせたか

 

なぜこの手をすり抜ける ものばかり与えたか

それでもなおしがみつく 僕らは醜いかい

それとも きれいかい

 (「愛にできることはまだあるかい」作詞:野田洋次郎 より)

 

 

 「この手をすり抜けるものばかり与えた」のではなく、手に入らないモノ事を追い求めたがるのがタイプ4

 

「それでもなおしがみつく 僕らは醜いかい それとも きれいかい」

彼は苦しみを厭いませんが、醜い事には耐えられません、きれいで美しくありたいのです

 

帆高の成長

 

帆高は光(夢)を追い求め東京へと旅立ちます

しかし、そのままでは光に追いつくこと、光の中に入る事はできません

なぜなら、タイプ4の特性として光に追いつきそうになると、自分自身でその光から逃げてしまう傾向があるからです

 

そんな帆高がどうやって光を得ることができるのでしょうか?

 

それは後半の解説にて♪

 

 

今回はここまで

 

 まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います

 疑問点などありましたら是非教えてください

 

この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います

みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!

 

【後編はこちら】

gunber.hatenablog.com

 

【関連記事】

gunber.hatenablog.com

gunber.hatenablog.com

gunber.hatenablog.com

gunber.hatenablog.com