Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第19話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
過去記事の中から「キャラクターのエニアグラム分析手順」について補足解説を行うシリーズ
エニアグラムを知らないと言う方はこちらの記事で確認してください
今回はFGOに登場する冥界の女主人「エレシュキガル」
解説の流れとしては、まず「勘」でタイプを仮定
その後、その「勘」による仮定を「理論」で確認していく流れで紹介をしていきます
では、解説を始めましょう
【今回解説を行う元の記事】
エレシュキガル
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第19話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
イシュタルとエレシュキガルは同じ性格
「見栄っ張りだが小心者、とても恥ずかしがり屋な性格」
これは典型的なタイプ3の特徴
私の「勘」では文句なしのタイプ3ですが、今回は本性を見せる前、闇落ち状態のエレシュキガルから受けるイメージの分析をしてみましょう
恐れよ…祈れ…絶望するがいい 人間どもよ
我こそ死の管理者
冥界の女主人 霊峰を踏み抱くもの エレシュキガルである
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第12話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
この姿を初めて見た時、直感的にはタイプ9と感じました
「物静かで冷淡、感情を封印し、考える事を止め、本能のまま行動する」
闇落ち状態のエレシュキガルからはそう言ったタイプ9のマイナス面を強く感じさせられます
チャートに従い一つ一つ詳しく確認していきましょう
エレシュキガル(闇落ち状態)
①本能・感情・思考
エレシュキガルは無理をして考え出した答えから闇落ち状態を悪化させていきます
エレシュキガル:「ゴルゴーンがウルクを襲うまであと2日
その前に私がウルクを落として大杯を手に入れる
メソポタミア全ての人間を殺し 魂を冥府に集める。そうして私の所有物とするのだ
それが女神エレシュキガルが選んだ初めての自らの意思」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第13話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
また闇落ちしたエレシュキガルは藤丸に対して、「感情」を捨てて「本能」のまま行動している姿を演じていますが、その努力も虚しく素の「感情」的な面がチラチラと見え隠れしています
「本能」△
「感情」○
「思考」✕としました
②世界のどこに居場所を作っているのか
「冥界」の女主人エレシュキガルは冥界の管理者として冥界と共に存在する生き方を受け入れています
エレシュキガル:「私はエレシュキガル、冥界を任された者 全ての人間、全ての魂を冥界に収めるのが我が運命
それを全力で行うことに何の後悔も自責もない!」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第13話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
「世界と共にある」◎
「世界の中心にいる」✕
「自分の世界にいる」✕
と判別しました
③ 世界とどう結びついているのか
「世界と肯定的に結びついている」✕
「世界と否定的に結びついている」◎
「世界と両価的に結びついている」✕
※両価的:否定も肯定も両方同じ様に受け入れる
エレシュキガル:「光のない空 明かりのない地表 花の芽吹かない泥 ここには何もない
魂ですら何を言っているのか私には分からない
それでも私は つくる どの世界にも負けない死の国を」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第13話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
藤丸との闘いのクライマックス、この辺りになるともう演技がブレブレ、素の性格が出ています
世界に対して全否定的な受け止め方をしているエレシュキガル
完璧な演技を貫き通すのならここは世界に対して「否定も肯定」も行わずに、あるがままを受け入れ、本能に基づく直感のみを信じて判断を下す必要がありました
この辺りは後に登場するゴルゴーンの演技の方が一枚上手
ティアマトは本当のタイプ9なので完璧
同じくタイプ9の藤丸も世界に関して否定も肯定も行わずに自分の直感のみを信じて行動しています
④葛藤や困難に対処する方法
「楽観的」○
タイプ9に闇落ちしたエレシュキガルは、三女神同盟を締結するまでは冥界まで迎えに来てくれたイシュタルの誘いを払い除け、一人引きこもり困難に対して見て見ぬ振り(楽観的)な対応をしていました
「合理的」○
しかし元々楽観的な対応は苦手なエレシュキガルは、間違った合理的な対応(生者の世界が滅びるのなら冥界に連れてくれば良い)を行い三女神同盟に加わる事になります
これはタイプ9(本能に従い怠惰に過ごす)からタイプ6(心配性から間違った思考にすがり付く)への闇落ちの第二段階、かなり良くない傾向です
「反応的」△
アニメを見返してみましたが、自分の判断を他人の感情の中から見出すシーンはあまり感じませんでした
むしろ周りの人の感情を無視して勝手に引きこもったり、一人で三女神同盟への参加を決めたりと自分中心な所が見受けられます
※反応的:他人の感情に対処を求める
まとめ
以上をまとめるとエレシュキガルの「分析チャート」は以下の通り
✕が付いていないのは3のみ
最初の印象ではタイプ9ぽい印象の「闇落ち状態」のエレシュキガルですが、詳しく分析していくとタイプ3の可能性が高いと言う結果になりました
闘いが終わり、藤丸にデレると完全にタイプ3の姿を見せてくれます
エレシュキガル:「バレていたの!?私だってこと!」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第13話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
はい、可愛い!
今回はここまで、次回はケツアル・コアトルの詳細分析を行います
ケツアル・コアトルもまた違った可愛らしさを見せてくれます
毎回分析が楽しくてたまりません
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
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