処刑少女の生きる道 第12話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
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アニメの中に登場する「裏表の性格の差」が激しいキャラクター(や裏表の関係のキャラクター)を「エニアグラム」を使って分析するこのシリーズ。
今回の考察は処刑少女の生きる道に登場するマノンとパンデモニウム。2人の性格は正反対、表と裏の関係になっています。
処刑少女の生きる道のストーリー
日本と言う異世界からやってきた迷い人アカリと、迷い人の処刑人メノウ。
しかしアカリは不死の力を持っており処刑する事ができない。メノウはアカリを殺す方法を見つける為に、アカリを騙しながら二人で旅を続ける事になる。
マノン・リベール(6w7:良き友)
処刑少女の生きる道 第7話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
万魔殿(パンデモニウム)(2w1:尽くす人)
処刑少女の生きる道 第11話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
マノンの性格とその世界観
マノンの性格は6w7(良き友)
タイプ6w7(良き友)は自分の事より周りの共同体の事を気にする心配性(タイプ6)、それに加えて今この時を楽しむ(タイプ7)性格。
しかしアニメ本編では裏の性格(2w1)が強く出ています。
マノン:「私は彼らの期待に応えた上で それがどれだけくだらないものだったか 思い知らせたいのです 反抗期なんですよね 私」
処刑少女の生きる道 第9話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
マノンは幼い頃に赤髪の処刑人フレアの手で母親を殺されています。
その困難に会ったマノンは明るく活発な性格(6w7)から裏の性格(2w1)となり、第四身分(フォース)のリーダーとして組織に献身的に尽くすようになります。2w1(裏の性格)は人に尽くす事で6w7(表の性格)が苦手な「争い」の先頭に立つことができる性格。
【6w7が主人公のストーリーライン】
「争いを好まず調整役に徹してきた」主人公が、仲間の為に「(勇気を出して)戦いの先頭に立つ」。
マノン:「私も殺してください お母さまの様に」(中略)
フレア:「つまり お前は禁忌ではない」
処刑少女の生きる道 第10話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
マノンの本来の性格は心優しい6w7(良き友)。周りの人と仲良くする事が得意ですが、争いは苦手としています。母を失い追い詰められたマノンは裏の性格2w1となり困難に対応しようとします。
マノン:「やっと来そうです 私の復習が叶う日が ね お母さま」
処刑少女の生きる道 第9話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
しかし裏の性格はあくまで緊急時時に一時的に使用するもの。裏の性格を使い続けるとどこかで無理が発生します。
マノン:「自立と自由の為に世界の開放を求めるフォースの代現者 今の私こそがフォースのあるべき姿です」
処刑少女の生きる道 第10話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
困難に立ち向かう為に「裏の性格」を使い続け「組織に尽くそう」としたマノンは善悪の見境が付かなくなっていきます。そして次第に闇落ちしていくのです。
マノン:「私は禁忌です」
処刑少女の生きる道 第10話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
表の性格で乗り越えられない大きな困難に出会った時、「裏の性格」は頼もしい力となります。しかし裏の性格を使い続ける事は「闇落ち」の危険性があるのです。
パンデモニウムの性格とその世界観
パンデモニウムの性格は2w1(尽くす人)
2w1は弱きものを「助ける(守る)(タイプ2)」為に「正義(タイプ1)」を教示する性格。
謎が多いパンデモニウムですが、アニメの中で「(人類の為に頑張った)白の勇者」を忘れ去った人々への不満を語っています。タイプ2(献身家)は誰かの為に頑張るのが大好きですが、その行為が認められない時には強い不満を抱き攻撃的になる傾向があります。
メノウ:「白の勇者?」
パンデモニウム:「まあ 知らないんだ あんなに凄かったのに 人類最強の史上最高の純粋概念 あの人はこんなくだらない世界を守護する役目を負わされたのに 忘れられちゃったんだ あんなに尽くしたのに…だから私はあなた達が嫌いだった様な気がするよ」
処刑少女の生きる道 第10話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
「一歩下がって陰ながら周りの人々に娯楽を供給」しようとする6w7(マノン)と「皆の先頭に立ち有難迷惑的に周りを楽しませよう」とする2w1(パンデモニウム)。
2人の性格は正反対、裏と表の関係となっています。
マノンのお話
マノンのお話の全貌はまだ見えていません。
アカリがマノンを導く存在である事は間違いなさそうです。
【マノンの成長方向】
【アカリ】
(タイプ9:主人公を導く者)
処刑少女の生きる道 第10話より ©佐藤真登・SBクリエイティブ/処刑少女製作委員会
しかしマノンとパンデモニウムが助け出すヒロインは示されていません。
【マノンの憧れ方向】
【?】
(タイプ3:ヒロイン)
二人が協力して助け出すヒロインを見つけられない事自体が闇落ちから逃れられない大きな要因なのかもしれません。
マノンとパンデモニウムは実に不安定な関係で見ていてドキドキします。果たしてこれからどうなるのでしょうか。2期が早く見たくてたまりません。
今日はここまで。
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「裏と表の性格」についてはこちらのブログを参考にさせてもらっています。