がんべあの「ぶれない」キャラクター&ストーリーの作り方

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物語の書き方 ストーリー構成を学ぼう アニメ「ハイスコアガール」を13フェイズで分析する①

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こんにちは

みんなと一緒に幸せになりたい

がんべあです

 

 今回から複数回に分けてTVアニメ「ハイスコアガール」の13フェイズ解説を行います

 

 2018年~2019年(平成30年~令和元年)全24話

 原作 押切蓮介
 監督は山川吉樹
山川監督は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(TV版第一期)の監督などを努めた実力派
キャッチコピーは「あの日、いっしょに過ごした青春(ゲーム)を忘れない-」
 
 1990年代の溝口を舞台とした一人の少年の成長物語&青春ラブストーリー
 
 
 第一回目の今回は「物語の構成」について分析します

  

 主人公の少年、矢口 春雄(やぐち はるお) / ハルオと2人のヒロイン大野 晶(おおの あきら)日高 小春(ひだか こはる) 

 3人が絡み合う複雑なストーリー構成が実に見事

 

 そんなお話の構成分析を行っていきましょう

 

※物語は人によって千差万別な捉え方ができると思っています、このブログはあくまで私の目から見た意見ですのでご了承下さい

   

※「」と

OO:「OOO

は引用部分 引用は「ハイスコアガール」から

 

 ※ネタバレありです、ご注意を

ハイスコアガール」のお話

 

 主人公は矢口 春雄(やぐち はるお) / ハルオ

 

 お話は主人公ハルオとヒロイン大野との13フェイズ構成で進みますが、その第8フェイズからもう一人のヒロイン日高の13フェイズが重なり会うと言う面白い構成で進みます

 

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 実に綺麗な13フェイズ構成のお話

 

 物語前半、第7フェイズまでハルオゲームに導き助けられながら憧れの目標、大野を追いかけ成長

 

 第8フェイズ以降の物語後半では、ハルオゲームに導き助けられるのではなく、自分自身の意思で大野と同じ土俵に立てる様にと頑張り始めます

 

 そして第8(試練)フェイズ以降には割り込むように日高小春とのお話である2つ目の13フェイズが重なっていく重層構成

 

 それにしても原作者の押切蓮介先生は連載中にどこまで物語の構成を考えて描いているのでしょうか?

 見事なストーリー構成を最後まで描ききる実力に感動するばかりです

 

 今回はここまで

 

 まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います

 疑問点などありましたら是非教えてください

 

 次回は「日高小春の役割」についてストーリーの分析をしていきます

 

 この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います

みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!

 

【「ハイスコアガール」続きの記事はこちら】

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【13フェイズについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ】

gunber.hatenablog.com

 

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