こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
今回はアニメFGO(Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-)に登場する「マシュ・キリエライト」をエニアグラム分析します
現時点(アニメ0話~7話)までの考察であり、その他の媒体、ゲームやマンガ・小説等の情報は考慮していません
…と言うかFGO体験はこのアニメが初めてなもので
前知識が無い分、膨大な謎に満ち溢れた世界を考察していく事がとても楽しくテンションが上がりまくり
長く続いている人気作品だけあって実に奥が深いですね
考察しててあきません
ようやくみんながハマっている理由が少しだけですが解った感じがしてとても嬉しいです
ゲームをしている人から見ると的はずれな事も書いているかもしれませんが、ご了承ください
【「エニアグラム」を全く知らない方はこちらの記事をどうぞ】
エニアグラムでのマシュの性格
エニアグラムはキャラクターが元々持っている性格や人物関係、成長、後退(いわゆる闇落ち)の過程などが分析できるツール
今回はエニアグラムを使ってマシュの「性格」と「人物関係」「成長の過程」の3つについての分析をします
マシュはエニアグラムではタイプ6
タイプ6のキャラクターは次の様な性格を「根源的」に持っています
タイプ6 こだわり=「ルール・堅実・責任感」
「絆の人」「心配性の人」
・心配性で、不安に飲み込まれやすい
・実力を認める人にはいたって従順だが、実力の伴わない上司や体制には反抗的
・友情や絆を求めて積極的に行動する
・考え過ぎで右往左往する
・誠実
・状況に合わせて、自分自身の生き方を変えられる
・孤独が怖くて頼りになる人を探す
・勤勉で礼儀正しい
・人とは付き合い上手だが、自分との付き合い方は下手
・我慢強さが足りず、コントロール不足
これらの性格はタイプ6のキャラクターが元々持っているものであり、成長や後退によって後から色々な性格が加わっていきます
マシュはメガネっ娘、タイプ5(こだわり=「知識・分析・倹約」)の可能性も考えましたが、タイプ5と関係の深いタイプ7や8のキャラクターではなく、タイプ9の藤丸と相性が良い所や、その他の理由(※)からタイプ6と分析しました
※その他の理由
マシュの最初の望みが「空を見たい」だった事
タイプ5と6の違い、見分け方を簡単に説明すると
タイプ5と6は共に「思考タイプ」
頭で考え行動します
その為、自分の頭の中でグルグルと色々な事を考えすぎる傾向がある所が非常に似ています
しかし、タイプ5は基本的に「外の世界に興味がなく」、かなり追い詰められないと自分の世界から外に飛び出そうとはしません
タイプ5のこだわりは「知識・分析・倹約」
これらのこだわりは一人で充分、むしろ他人は邪魔とさえ思っています
タイプ5キャラクターの代表はヤン・ウェンリー(銀河英雄伝説)や諸葛亮孔明(三国志)などがいますが、共に引きこもりがちである事を苦にしません。奨学金の為や三顧の礼などでしぶしぶと外の世界へと姿を表します
一方、タイプ6は頭の中で考えるのは好きですが、外の世界に憧れを抱いています
マシュ:「最初に願ったものは空」
(Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- Episode0 Initium Iterより)
病室に閉じ込められ自分の心を閉ざしていたいたマシュがロマニに「本当の望み」を告白する時のセリフ
タイプ6は一人である事が耐えられません
自ら外に出て人と触れ合いたい性格
タイプ6のこだわりは「ルール・堅実・責任感」
どれも一人ではなく他人との関係があってこそのこだわり
タイプ6は他人との関係が必要なのです
エニアグラムでのマシュの人物関係
次にマシュの人物関係をエニアグラムで見ていきます
マシュとの関係が特に深い人物は主人公の藤丸 立香とマシュの専属医師ロマニ・アーキマン(Dr.ロマン)
主人公 藤丸 立香はタイプ9(こだわり=「平和・安らぎ・マイペース」)
ロマニ・アーキマン(Dr.ロマン)はおそらくタイプ3(こだわり=「名誉・目標の達成・ステイタス」)ですが、謎の多い人物でまだ私の中で確定していません
上の図はエニアグラムの9つの性格のキャラクターの関係を表したもの
線で繋がれているキャラクター同士は相性が良い関係となります
タイプ6のマシュはタイプ9の藤丸と(おそらく)タイプ3のロマニに対して直線で結ばれていて「相性が良い」関係となっています
マシュの成長(第1段階:タイプ9へ)
タイプ6(マシュ)はタイプ9的な長所とタイプ3的な長所を得ると言う2段階の過程を経て「成長の完成形」へと辿り着き、 エニアグラムの図で表すとこう描く事ができます
タイプ6キャラクターの「第1段階」の成長方向はタイプ9
タイプ6キャラクターの基本的な弱点として「心配性な面」があります
周りに対していつもビクビクしていて、不安にかこまれた生活をしています
【タイプ6のマイナス面】
・心配性で、不安に飲み込まれやすい
・考え過ぎで右往左往する
・人とは付き合い上手だが、自分との付き合い方は下手
・我慢強さが足りず、コントロール不足
マシュは当初、心を完全に閉ざす事でこれらのマイナス面を表に出さないようにしていました
しかし、藤丸(タイプ9)と出会い、旅の中で藤丸を先輩と仰ぎ、彼の良さ(安定していて、人柄がよく、穏やかで我慢強い事)を学び取っていく中でマシュはタイプ9の長所を学び成長していったのだと思います
※この辺りのマシュの成長がアニメ前のゲームのストーリーで描かれていたのでしょうが、あくまで推測です
アニメの第1話ではすでに第1段階の成長は充分にできているので、おそらくそうなのでしょう
マシュの成長(第2段階《最終段階》:タイプ3へ)
タイプ6キャラクターの「第2段階」の成長方向はタイプ3
タイプ6の短所である「心配性」を克服したマシュは次の段階(第2段階であり最終段階)への成長を目指します
タイプ6キャラクターの第2段階の成長、それは「自己主張」と「それを行える実力」を身に付ける事
旅の中でマシュは「自己主張:自分の願い」を探しています
マシュ:「…先輩、私はちゃんと向き合えてるでしょうか?
向き合って、そして
自分の本当の望みを
知る事が出来るのでしょうか?」
藤丸:「自分と向き合うって簡単そうで難しい
何をすべきか、何が望みなのか
持っている答えを俺は聞きたい
きっとマシュは見つけられるはずだから」
マシュ:「…はい」
(Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第5話より)
マシュが探しているとしている「本当の望み」は何なのか?
旅の終わりにその答えを見つける事ができるのか?
エニアグラムの成長過程をみる限りではおそらくタイプ3と思われるロマニの存在が鍵になりそうです
エピソード0でロマニの謎が示されています
ロマニの謎が解き明かされ、旅によって成長したマシュがその事実を受け止められた時、マシュの第2段階の成長が完成するのかもしれません
マシュにとってのロマニはラスボス的な位置なのかもしれませんね…と勝手に想像して喜んでいます♪
短くまとめるつもりが長い文章になってしまいまいした
FGOの分析はとても楽しく、まだまだ語りたい事は沢山ありますが、それはまた話が進んだ後に行いたいと思います
今回はここまで
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【エニアグラムの「成長」について興味がある方はこちらの記事をどうぞ】
【タイプ6の詳しい解説記事はこちら】