Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- OPより ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
過去記事の中から「キャラクターのエニアグラム分析手順」について補足解説を行うシリーズ
今回はFGOに登場するアステカの神「ケツアル・コアトル」を取り上げます
エニアグラムを知らないと言う方はこちらの記事で確認してください
解説の流れとしては、まず「勘」でタイプを仮定
その後、その「勘」による仮定を「理論」で確認していく形で紹介をしていきます
では、解説を始めましょう
【今回解説を行う元の記事】
ケツアルコアトル
Fate/GrandOrder -絶対魔獣戦線バビロニア- OPより ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
「頼りがいのある姉御肌だが、機嫌を損ねるとむちゃくちゃ怖い」
これは典型的なタイプ6のキャラクター
テンプレートとして覚えておくと、エニアグラム判定時にとても便利です
もちろん私の「勘」では文句なしのタイプ6
ではチャートを使って理論的に分析作業をしてみましょう
ケツアル・コアトル
①本能・感情・思考
アニメを見ているとケツアル・コアトルは「感情」と「本能」に導かれるまま行動している印象を受けます
ケツアル・コアトル:「あら、あなたたちサーヴァント?
じゃあもしかしてそちらの可愛い男の子が他所から来たマスターさん?」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第10話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
しかし藤丸と彼女との会話によくよく注目するとその内面はかなり「思考」的、緻密な考えの元で行動している事が分かります
ケツアル・コアトル:「さぁもっともっと楽しみましょう!この戦いを!
あなたも楽しいでしょ? 人類最後のマスターさん」
藤丸:「俺はそんなことのために戦ってるんじゃない!」
ケツアル・コアトル:「不思議なことを言うわね あなたは憎しみのために戦っているのではないでしょう?」
マシュ:「先輩…」
ケツアル・コアトル:「それなら戦いを通して分かり合う喜び、興奮を知っているはずデース」
藤丸:「違う 俺にとって戦いは過程なんだ」
ケツアル・コアトル:「では何を得るというのです?人理を救済し英雄となること?」
藤丸:「俺が英雄かどうかなんてどうでもいい」
ただ戦いの後にみんなが今より少しでも幸せになれるなら…それが俺の戦う理由だ」
ケツアル・コアトル:「だから”戦いそのものは楽しめない”というのですね ふん
いいわ なら見事 私を乗り越えて行きなさい」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第11話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
と言う訳で
「本能」△
「感情」△
「思考」○ としました
②世界のどこに居場所を作っているのか
「世界と共にある」○
ケツアル・コアトル「私は人間をいじらないと生存できない神性 人間が私という脅威によって進化するのが喜びなの」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第11話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
一人では生きていけない性格、彼女は人と関わる事で活力を得ることができます
「世界の中心にいる」✕
「周りの世界は自分を中心に存在しているのだ!」
あまりそう言う感じには見えません、自己主張は激しいですが、周りの人々と共に世界に関わっている感じを受けます
「自分の世界にいる」✕
「自分の作り上げた仮想の世界に引き篭もる事で安心するタイプ」には見えません とても人恋しい性格
③ 世界とどう結びついているのか
ケツアル・コアトル「どうしてこんな無茶を?私が避けたらとか考えなかったですか?」
藤丸:「受け止めてくれると信じてました」
ケツアル・コアトル:「どうして?」
藤丸:「だって人間大好きなんでしょ?」
ケツアル・コアトル:「わぁ!あーん!もう!負け!私の負けデース!」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第11話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
「世界と肯定的に結びついている」◎
「世界と否定的に結びついている」✕
「世界と両価的に結びついている」✕
※両価的:否定も肯定も両方同じ様に受け入れる
ケツアル・コアトルは世界を楽しみ、どんな苦難も「きちんと頑張れば必ず乗り越えられる」と言う肯定的な考えをしているように感じます
ただ「きちんと頑張れば」のハードルはとても高く、自らだけでなく、自分の周りにいる大好きな人々に対しても厳しい試練を与え、頑張りを求めています
マシュ:「他の方も無事なんですか?」
ケツアル・コアトル:「ジャガーの説明が理解できなかったのは無理もないけどみんな無事よ 試練は与えたけど殺してはいないわ」
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- 第11話より ©TYPE-MOON / FGO7 ANIME PROJECT
④葛藤や困難に対処する方法
「楽観的」○
「合理的」○
「反応的」○
※反応的:他人の感情に対処を求める
ケツアル・コアトルを見ていると「楽観的」でもあり、「合理的」でもあり、他人の感情的反応から自分の行動を決定する「反応的」な印象のどれもを感じます
まとめ
以上をまとめるとケツアル・コアトルの「分析チャート」は以下の通り
これを見ると1つも✕がついていないのはタイプ6のみ
ケツアル・コアトルはタイプ6の可能性が非常に高いと言えます(100%ではありませんので注意)
今回思った事
エニアグラムの「理論」は実に小難しくて(タイプ5・6・7の人以外には)とても取っ付きにくいと思います
しかし気にする事はありません
エニアグラム判定は最初の「勘」が大切
イメージとしては「勘」が95%、「理論」は残りの5%以下と言った感じでしょうか
ですので、小難しい理論は気楽に読み飛ばし、イメージをを掴む事で「勘を磨く」事ができれば十分だと考えています
次回はゴルゴーンの分析解説予定
今回はここまで
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
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