こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
「エニアグアラムの基本」についての不定期連載
第6回「成長方向」。
エニアグラムの成長方向
「人はどの様な過程を経て成長していくのか?」
その答えがエニアグラムで示されています。
今回はエニアグラムでの「成長方向」についての紹介をします。
エニアグラム理論では人は個別のタイプ毎に「成長する順番」が決まっています。
順番が大切。
なぜなら、ある長所を得るためには、その前にその基礎となる資質を学び、会得しなければならないからです。
【タイプ1の場合】
タイプ1➡ タイプ7➡タイプ5➡ タイプ8➡ タイプ2➡ タイプ4➡ タイプ1(1周して戻ってくる)
【タイプ9の場合】
タイプ9➡ タイプ3➡タイプ6➡ タイプ9(1周して戻ってくる)
他のタイプもそれぞれ個別の成長方向の順番があります。
エニアグラムの図で表すとこうなります。
矢印方向が成長方向。
タイプ1・2・4・5・7・8については過去の記事で説明をしたので、今回はタイプ3・6・9の成長について説明をいたします。
【過去記事:タイプ1・2・4・5・7・8の成長の基礎】
「成長」するための必要条件とは? タイプ3・6・9編
それぞれのタイプが持つ肯定的な特徴を以下に記します。
タイプ3:こだわり=「名誉・目標の達成・ステイタス」
「目的を持って努力する所」
タイプ6:こだわり=「ルール・堅実・責任感」
「絆を大切にする所」
タイプ9:こだわり=「平和・安らぎ・マイペース」
「落ち着いていて温和な所」
「ある成長を身に付ける為」の基礎として「その一つ前の成長」が必要です。
説明しましょう。
(タイプ3的な)「目的を持って努力する所」を身に付ける為には、まず(タイプ9的な)「落ち着いていて温和になる事」が必要があります。
落ち着いて温和な状態を身につける前に、がむしゃらに目標に向かって努力をすると、その不安に耐えきれずに混乱し、正常な成長には繋がりません。
(タイプ6的な)「絆を大切にする所」を身に付ける為には、まず(タイプ3的な)「目的を持って努力する事」が必要があります。
目標を持って努力する事を行わずに絆を求めると、自分の実力不足から他人の顔色をうかがう事が多くなり、不安ばかりが大きくなり、正常な成長には繋がりません。
(タイプ9的な)「落ち着いていて温和な所」を身に付ける為には、まず(タイプ6的な)「絆を大切にする事」が必要があります。
絆を大切にする事無く、落ち着きを得ようとすると、誰からも注目されなくなります、人はそういう状態に耐えられず、絆を強めずに人から注目される方法(愉快犯・ホラ吹きなど)を取るようになり、正常な成長には繋がりません。
今回のまとめ
成長する為には順番が大切。
今まで成長についてはさんざんブログで説明してきましたが、やはり図に表すと分かりやすいですよね。
今後はエニアグラムの図形を積極的に活用して解説を進めていきたいと思います。
今日はここまで。
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エニアグラムの魅力を少しでも分かりやすく皆様にお届けできると嬉しいです。
【次回解説】