がんべあの「ぶれない」キャラクター&ストーリーの作り方

創作活動の強い味方「エニアグラム」と「13フェイズ」

「表の性格」と「裏の性格」 ブルーピリオド「矢口 八虎」と「高橋 世田介」について考察する エニアグラム6w5⇔1w2

f:id:gunber:20211116162435p:plainブルーピリオド 第3話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

 

  こんにちは

 アニメ大好き

 みんなと一緒に幸せになりたい

 がんべあです。

 

 「エニアグラムの裏表」についての考察

 

 アニメの中に登場する「裏表の性格の差」が激しいキャラクター(や裏表の関係のキャラクター)をエニアグラムを使って分析するこのシリーズ。今回の考察はブルーピリオド矢口 八虎高橋 世田介二人の性格は表と裏の関係となっています。

エニアグラムを知らない方はこちらから

gunber.hatenablog.com

 ブルーピリオドのストーリー

 絵を描くことの楽しさに目覚めた主人公を中心に、美術大学受験予備校や入学試験での苦悩、東京藝術大学としての学生として美術を学んでいく姿を描いた青春群像劇。(ウィキペディアより)

www.youtube.com

 物語には「主人公」と「裏の主人公」が登場する事が多く、その二人の関係はエニアグラムの表と裏の関係となっています。

 矢口 八虎と高橋 世田介はブルーピリオドにおける「主人公」と「裏の主人公」の関係。

 今回は2人の関係と、今後のストーリー展開について分析していきます。

【矢口 八虎】(主人公)

f:id:gunber:20211016064850p:plainブルーピリオド 第1話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

【高橋 世田介】(裏の主人公)

f:id:gunber:20211117081239p:plainブルーピリオド 第4話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

 

 

 裏の主人公とは

 裏の主人公の役割は「主人公を否定する存在」である事。主人公(テーゼ)に対するアンチテーゼが裏の主人公となります。 

世田介:「現代作家 草間彌生を参考にしたな でも表面的な所を真似ただけ お前本質を何も分かってない」

f:id:gunber:20211117074931p:plainブルーピリオド 第3話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

世田介:「お前ここで習った事が絵の全てとか思ってないよな 予備校はいい絵を教える所じゃない 受かる絵を教える所なんだよ」

f:id:gunber:20211117075403p:plainブルーピリオド 第4話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

「主人公の行動理由(テーゼ)」と「裏の主人公の行動理由(アンチテーゼ)」は正反対、相反する考えがぶつかり合いながら物語が進む、それが物語に裏の主人公が登場する理由です。

【裏の主人公を詳しく知りたい方はこちらの記事で】

gunber.hatenablog.com

主人公と裏の主人公の関係

 

 八虎(主人公)と世田介(裏の主人公)は相反する関係。しかしテーゼとアンチテーゼはどちらかが一方的に勝利してはなりません。戦いの中で両者が共に満足できる新たな道、ジンテーゼを見つけ出す必要があります。

 

 二人は正反対の性格で得意・苦手も逆転しています。

 八虎(6w5:守る人)は他人との関係を維持するのは得意ですが、それが何故必要なのかは理解できません。

 主人公の八虎は自分自身の理念に基づく行動が苦手な(本当の自分が何をしたいのか分からない)為、「自分らしい絵」を描く事ができず苦しみます。

八虎:「勉強ならどんなに遠くても目指すべき所がちゃんと見えてた でも美術は… 俺、何を信じたらいいんだ」

f:id:gunber:20211117080654p:plainブルーピリオド 第4話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

 

 世田介(1w2:擁護者)は理想を掲げる(理想を絵にする)事は得意ですが、掲げた理想を生活の中で実現することは苦手。

 世田介は理想を八虎の様に上手く「実生活に活かす」事ができません。

世田介:「俺苦手なんだ 矢口さんの事 何でも持ってる人がこっちに来るなよ 美術じゃなくても良かったくせに」

f:id:gunber:20211117081239p:plainブルーピリオド 第4話より ©︎山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会

 八虎が苦手な「絵を描く為の理由」を見つけるのは世田介の得意分野。一方世田介の苦手な「目の前の状況(主に人間関係)に上手く対応する」のは八虎の得意とする所となります。

 

主人公と裏の主人公のお話のガイドライン

矢口 八虎(主人公)のお話

【ストーリーライン(世界観)】
6w5:「現実の物質(や関係)」を守っていた主人公が「それを守るべき理由」を見つけ出す。

【6w5のお話についての詳しい解説はこちら】

gunber.hatenablog.com

 

高橋 世田介(裏の主人公)のお話

【ストーリーライン(世界観)】
1w2:守るべき大きな(広い)世界の為に「理想」を主張していた主人公が、世界を守る為の「現実的な実現性」を見つけ出す。(絵に描いた「理想」を実生活の中で実現する)

【1w2のお話についての詳しい解説はこちら】

gunber.hatenablog.com

 

 ブルーピリオドは八虎にとっては「自分が絵を描くべき理由」を見つけるお話、世田介にとっては「自分が絵を描くべき理由(理想)」を「実際の生活の中で活かす」方法を見つけるお話。

 裏の主人公(アンチテーゼ)は主人公にとっての倒すべき敵ではなく、ぶつかり競い合いながら、相手の良い所(=自分が苦手としている所)を学び取り、成長していくための大切なキャラクターなのです。

 
 最近ハマっている「裏と表の主人公探し」はとても楽しい作業。裏の主人公を見つけると物語の骨子が実に分かりやすくなります。
 意外な人が裏の主人公(トールに対するジョージーさんとか)な事を見つけたりすると、またテンションが上がります。
 

 今回はここまで。

 

 まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います

 疑問点などありましたら是非教えてください

 

 この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います

 みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!

 

 

【参考資料】

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