となりのトトロより ©Walt Disney Pictures
こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
今回は劇場アニメ「となりのトトロ」の13フェイズ解説を行います
この作品は1988年(昭和63年)公開
さて、お話の詳しい解説を始めましょう
※物語は人によって千差万別な捉え方ができると思っています、このブログはあくまで私の目から見た意見ですのでご了承下さい
※「」と
OO:「OOO」
は引用部分 引用は「となりのトトロ」から
※ネタバレありです、ご注意を
「となりのトトロ」のお話
このお話の主人公はサツキとメイ
サツキとメイの抱える問題点は「母親と会えずに心細い事」
お話の流れを13フェイズで表します
物語前半、第7フェイズまでサツキとメイはお互いに助け合いながら、母親が居ないさみしさを耐えていきます
そしてそんな二人をトトロが導いてくれます
第7フェイズのカバードピーク(中盤の盛り上がり)で、サツキとメイは躍動感溢れる大空の散歩を行います
しかし第8フェイズ以降の物語後半では、サツキとメイはケンカをし、別行動を取る事になります
お互いの助けが無くなり、一人で母親がいない寂しさを耐えなくてはならないサツキとメイ
そして第9フェイズ(破滅)でメイが行方不明となり、サツキがメイを探しに行くクライマックス(第11~12フェィズ)へと物語は繋がっていきます
辛い苦しさや寂しさもトトロ(自然)が癒やしてくれる
そんな自然の魅力を描きあげたのが「となりのトトロ」だと思います
宮崎監督の師匠でありライバルの高畑勲監督はとなりのトトロについてこんな感想を述べています
「宮崎駿のもたらした最大の恩恵はトトロだとわたしは思う。
トトロは普通のアイドルキャラクターではない。
彼は所沢だけでなく、日本全国の身近な森や林にくまなくトトロを住まわせたのだ。
トトロは全国のこどもたちの心に住みつき、こどもたちは木々を見ればトトロがひそんでいることを感ずる。
こんなに素晴らしいことはめったにない」
(「宮崎駿全書」叶精二著 129ページより)
日本人で本当に良かったなと思える嬉しい作品
宮崎監督、ありがとうございます!
今回はここまで
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【13フェイズについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ】
【関連記事】
【参考資料:宮崎駿監督作品をより深く楽しむ為のオススメ資料】
新品価格 |
中古価格 |
新品価格 |
新品価格 |