こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
今回は「ワールドトリガー」の3人の主人公が結成する「三雲隊」をエニアグラム分析します
この作品の特徴は登場人物が2~5人のチームを構成している事
主だったチーム数だけでもなんと20以上!!
チーム毎に闘いの戦術や人間関係が異なり、その激突から目が離せないのです
今回の性格分析は少し手こずりました
何故手こずる事になったのか?
その解説交えながらワールドトリガーの魅力を紹介していきます
「ワールドトリガー」ストーリー
人口28万人の都市三門市に異世界から近界民(ネイバー)が攻めてきた
町を守る為に結成された防衛組織・ボーダーの一員三雲 修(みくも おさむ)と彼の率いるチームのメンバー空閑 遊真(くが ゆうま)、雨取 千佳(あまとり ちか)
3人の主人公の物語
タイプ判別は難しい
キャラクターの性格には様々な個性があります
共通点にのみ注目すると、判別を間違えてしまいます
「似た所」だけでなく「違う所」に注目する事が大切
3人の主人公達の性格
3人の主人公たちの性格をエニアグラムで表すとこうなりました
エニアグラムとは、自分本来の性格や思考、行動パターンを知ることができるツール
個人の特性を9つのタイプに分類して考える分析方法
「図に示されている線」で結ばれたタイプ同士は強い関係の傾向があり、キャラクター分析に重宝します
【3人の性格】
三雲 修(みくも おさむ) (タイプ6)
真面目で正義感が強いが、戦闘力はとても低い
力が無いのに他人を助けようとする性格
力の不足を戦術でカバーする
(こだわり=「ルール・堅実・責任感」)
空閑 遊真(くが ゆうま)(タイプ3)
他人の事より自分の事を優先して考えるドライな考え方を持つ
父から戦闘技術を叩き込まれており、その戦闘力は高い
力も無いのに他人を助けようとする三雲に興味を持ち共に行動する事になる
(こだわり=「名誉・目標の達成・ステイタス」)
雨取 千佳(あまとり ちか)(タイプ9)
日頃はのんびりとして自分の意思を表に出さない引っ込み思案な性格
しかしこれと決めたら絶対に曲げない意思の強さを持つ
日頃は表に出さないが戦闘能力は桁外れのものを持っている
(こだわり=平和・安らぎ・マイペース)
主人公達の性格分析
私は最初にこの作品を見た時、三雲くんがタイプ5(観察者)、空閑くんはタイプ1(完璧主義)と思っていました
タイプ1(空閑 遊真)とタイプ5(三雲 修)の組み合わせは珍しく(上の図で結びつきがない)、不思議に思っていたのですが、雨取さん(タイプ9)が現れて、3と6だと気付いたのです
空閑 遊真
「タイプ1」では無く「タイプ3」
最初タイプ1(完璧主義者)と思っていましたが、実はタイプ3(達成者)
冷静沈着、物静かな感じがタイプ1っぽいのですが、以下の理由からタイプ3だと思われます
「目標」が無いと動けない事
三雲と空閑の出会いのエピソード
父親を生き返らせる為に、三雲の住む世界へ来た空閑
しかしそれが不可能と分かります
目標を失い呆然とする空閑
空閑のお目付け役レプリカは三雲にこう言います
レプリカ:「願わくばオサム
ユーマに「目的」を与えてやってほしい
ユーマにはそれが必要だ」
タイプ3(達成者)のこだわりは「名誉・目標の達成・ステイタス」
タイプ3のキャラクターには常に生きるための「目標」が必要なのです
目標を失った空閑に三雲が声をかけます
空閑:「おれはもう
こっちでやることはなくなった」
三雲:「・・・・だったら
ぼくにおまえの力を貸してくれ
千佳が兄さんたちを捜しに行けるように」
空閑はその誘いを了承します
こうして空閑は「三雲・空閑・雨取の3人でチームを組み遠征部隊選抜を目指す」と言う新たな目標ができ、生きる気力が湧いてくるのです
一方、タイプ1のこだわりは「完璧主義・理想・正義」
自分自身の理想・正義感を持ち、それを完璧にこなす事
未来の目標よりも、現在の状態「今、正義を実行できているのか」が重要
目標にはあまり興味がありません
三雲 修
「タイプ5」では無く「タイプ6」
最初タイプ5(観察者)と思っていましたが、実はタイプ6(調停者)
メガネをかけた勤勉そうな感じがタイプ5っぽいのですが、以下の理由からタイプ6だと思われます
「自らボーダーに入隊した事」
タイプ5(観察者)とタイプ6(調停者)は共に勤勉、頭を使うタイプですが、大きな違いがあります
それは
「組織に属する姿勢の違い」
タイプ5は一人を好みます
タイプ5の典型、三国志の諸葛亮孔明、彼は劉備玄徳から3回も頭を下げられてようやく組織に入ろうと決心します
追い込まれない限りなるべく組織には関わりたくないのがタイプ5なのです
一方、タイプ6は一人の状態に耐えれません
庇護を求め、常に自分にあった組織を探し求めます
組織に守られて安心する それがタイプ6の特徴
三雲くんは追い詰められて仕方なく組織に入ったのではなく、周りの反対にも関わらず自分の意思で積極的に組織(ボーダー)に入隊しています
まとめ
最初間違えていた2人の分析を雨取さんの登場で気付く事ができました
エニアグラムはキャラクター単独で分析するより、チーム単位で分析をした方が楽にできます
機会があれば他のチームの分析もしてみたいですね
楽しい分析ができそうです
今回はここまで
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!