こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
今回は「宇宙戦艦ヤマト」のキャラクターをエニアグラムで分析します
大好きな作品ですので、気合が入っちゃいますね
色々なマンガや小説のキャラクターをエニアグラムで分析して、それを「創作活動に活かしていこう」と言うコンセプトでブログを書いています
「宇宙戦艦ヤマト」のエニアグラム分析
「ヤマト2199」と「ヤマト2202」の2つに分けて分析していきます
まずは「宇宙戦艦ヤマト2199」から
ヤマト2199には沢山のキャラクターが登場します
その中でも重要なのが上の5人
5人のエニアグラム分類をします
エニアグラムではキャラクターをタイプ1からタイプ9の9種類に分けて考えます
【古代 進】はタイプ6
タイプ6キャラクターの特徴
【こだわり】「ルール・堅実・責任感」
肯定的な呼び方「絆の人タイプ」
否定的な呼び方「心配性の人タイプ」
・心配性で、不安に飲み込まれやすい
・実力を認める人にはいたって従順だが、実力の伴わない上司や体制には反抗的
・友情や絆を求めて積極的に行動する
・考え過ぎで右往左往する
・誠実
・状況に合わせて、自分自身の生き方を変えられる
・孤独が怖くて頼りになる人を探す
・勤勉で礼儀正しい
・人とは付き合い上手だが、自分との付き合い方は下手
・我慢強さが足りず、コントロール不足
【森 雪】【デスラー】はタイプ3
タイプ3キャラクターの特徴
【こだわり】「名誉・目標の達成・ステイタス」
肯定的な呼び方「進取の人タイプ」
否定的な呼び方「見栄っ張りな人タイプ」
・負けず嫌いで競争心が強いが、それを隠す
・洗練された上品な振る舞いを大切にする
・親切でやさしい
・他人と同じ事はしたがらない
・多くの人に賞賛されたがり、見栄っ張りで自慢屋
・寂しがりやで孤独を恐れる
・失敗を極端に恐れる
・利にさとく計算高くて、したたか
・完璧にできるようにしたがり、禁欲的にもなる
・第一印象や服をうなどを大事にする
・大人びて、冷静沈着
【沖田 十三】【スターシャ】はタイプ9
タイプ9キャラクターの特徴
【こだわり】「平和・安らぎ・マイペース」
肯定的な呼び方「寛容な人タイプ」
否定的な呼び方「怠惰な人タイプ」
・忍耐強く、自己主張がしにくい
・争いや、あつれきを極度に嫌がる
・のんびりと穏やかに過ごしたがる
・自分独自の考え方を作りにくい
・落ち着きがあり、物静か
・やさしく親和的
・積極性が低い
・不器用で即答ができにくい
・自分をあまり飾らず、無欲な事が多い
・表裏が無く誠実
・怠惰になりやすく、自分に甘い
・情にほだされ、だまされやすい
エニアグラムでは「タイプ3」「タイプ6」「タイプ9」の間には深い関係があります
その内の2つ「憧れ」と「成長」について今回は掘り下げてみます
その1「タイプ毎の憧れ」
エニアグラムによると各タイプのキャラクターはそれぞれ特有のタイプのキャラクターに「憧れ」を抱いています
各タイプの憧れは
「タイプ6の憧れはタイプ3」
「タイプ3の憧れはタイプ9」
「タイプ9の憧れはタイプ6」
になります
古代 進（タイプ6）は森 雪（タイプ3）に憧れを持つ関係
デスラー（タイプ3）はスターシャ（タイプ9）に憧れを持っていますが、スターシャ（タイプ9）は古代（タイプ6）の方に憧れ（関心）を持つと言う三角関係になっています
また、主人公にとっての「憧れ」のタイプが敵に回ると大変！
「憧れ」が転じて、主人公の最大の敵（宿敵）となってしまうからです
デスラー（タイプ3）は古代（タイプ6）の宿敵
これがメインキャラクターの「憧れ」関係
スターシャに憧れるデスラー、しかしそのスターシャは古代に興味津々
この三角関係が物語を心情的に盛り上げてくれています
その2「タイプ毎の成長」
もう一つ紹介したいのは「成長」について
エニアグラムによると各タイプのキャラクターが成長していく為には決まった順番で他の異なるタイプの長所を学んでいく必要があります
主人公、古代 進の成長方向は以下の流れです
タイプ6（古代）➡タイプ9➡タイプ3➡タイプ6（一周して戻ってくる）
キャラクターを当てはめると
古代 進（タイプ6）
➡沖田 十三・スターシャ（タイプ9）
➡森 雪・デスラー（タイプ3）
物語の始めでは頼りない若者だった古代（タイプ6）は沖田 十三、スターシャ（タイプ9）の導きにより成長し、森 雪（タイプ3）との愛を育み、デスラー（タイプ3）と闘う事で成長していく
そんな「古代 進の成長のお話」がヤマト2199なのだと思います
次は「宇宙戦艦ヤマト2202」
二人目の主人公、ズォーダー大帝の三角関係に注目してみます
【ズォーダー大帝】はタイプ8
タイプ8キャラクターの特徴
【こだわり】「力・戦い・義理人情」
肯定的な呼び方「剛毅な人タイプ」
否定的な呼び方「傲慢な人タイプ」
・力強く大胆
・度量があり、いさぎよい
・リーダーシップがある
・人に威圧感を与え支配的になりがち
・我が強く、一人で何でもしようとする
・いい加減な人が嫌い
・白黒はっきりさせたがる
・先手必勝
・人情的
【テレサ】はタイプ2
タイプ2キャラクターの特徴
【こだわり】「人助け・思いやり・慈愛」
肯定的な呼び方「善意の人タイプ」
否定的な呼び方「横柄な人タイプ」
・人に慕われたり、必要とされたがる
・強引で押し付けがある
・威張る人が嫌い、権力や権威にはとにかく反発する
・人を信じやすく騙されやすい
・人を助けるのが好き、お節介焼き
・無神経であるが、思いやりがある
・横柄だが、全体把握力がある
・ケロリと忘れっぽく、サッパリしている
・大胆で集中力がある
・自分の言うことに意識を集中させて、聞く姿勢が少ない
・不用心で警戒心が少ない
【サーベラー】はタイプ5
タイプ5キャラクターの特徴
【こだわり】「知識・分析・倹約」
肯定的な呼び方「学究な人タイプ」
否定的な呼び方「偏屈な人タイプ」
・観察力がある
・本好き、知識の吸収に貪欲だが、得た知識を活用する事には興味が薄い
・客観的に物事を把握する
・論理的、合理主義
・感情的な人は苦手
・人間に関心が薄い、一人でいる方が好き、周りに迎合しない
・ダメだと思うとあきらめが早い
・物事を複雑に見る
・現実逃避傾向が強い
・人間的な弱みを見せたがらない、その為に変人で偏屈に見える
エニアグラムでは
「タイプ2の憧れはタイプ8」
「タイプ8の憧れはタイプ5」
ですので、三人の関係はこうなります
テレサ（タイプ2）はズォーダー大帝（タイプ8）に憧れを持ち
ズォーダー大帝（タイプ8）はサーベラー（タイプ5）に憧れを持っている
物語を見ると一見、ズォーダー大帝がテレサに憧れを持ち追い求めている様に見えますが、エニアグラム分析ではズォーダー大帝の真の憧れはサーベラー
そう言えば、それを匂わす演出も各所でありましたね
また、テレサはズォーダー大帝を無下にしている様に見えますが、エニアグラム分析によるとテレサの憧れは実はズォーダー大帝！
この三角関係、どう決着が付くのでしょか
最終回が楽しみです♪
エニアグラム分析いかがでしたでしょうか？
エニアグラムだけに捕らわれる必要はありませんが、他人のキャラクター分析や自分でキャラククターを作る時に、エニアグラムを参考にするととても面白いと思っています
皆様も是非エニアグラムを学んでみませんか？
キャラクターを創り動かす時に「面白い切り口の一つ」として役に立つと思います
今回はここまで
この記事があなたの「創作活動」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの創作活動が楽しいものになりますように！
