こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
今回は冬の新アニメ「上野さんは不器用」とマンガ「事情を知らない転校生がグイグイくる。」の主人公をエニアグラムで分析してみます
両者の共通点を見ていきましょう!
初めての方へ
このブログは創作活動をしている人に向けて物語の作り方である「13フェイズ」理論とキャラクターの作り方「エニアグラム」理論を紹介するページです
創作をしていない人でも気軽に読んでいただければと思います
「上野さんは不器用」と「事情を知らない転校生がグイグイくる。」の分析
「エニアグラム」とは人を9つのタイプの性格に分けて分析する性格類型論
マンガや小説を書く時のキャラクター作成にとても役に立つ理論ですので、勉強しておいて損は無いと思います
今回は「上野さんは不器用」と「事情を知らない転校生がグイグイくる。」についてエニアグラムで考察していきます
両作品の主人公を紹介します
「上野さんは不器用」
主人公:上野さん(タイプ7)
意中の男の子:田中くん(タイプ1)
学校の理科室を舞台にした学園コメディ
科学部の部長、主人公の上野さん
後輩の田中くんの事が気になって仕方がない
上野さんは田中くんの気を引こうと自ら作り上げた数々の発明品を利用し、あの手この手と遠回しに画策します
しかし当の田中くんはそのアプローチに全然気付かない
デリカシーの全く無い田中くんに翻弄される上野さんのアプローチは続くのです
「事情を知らない転校生がグイグイくる。」
主人公:西村さん(タイプ1)
主人公の事が気になる男の子:高田くん(タイプ7)
主人公の西村さんはクラスメイトから「死神」と呼ばれ仲間はずれにされています
そこに転校してきたちょっとアホでノリノリの高田くん
高田くんは「死神」と呼ばれる西村さんの事を「かっこいい!」と憧れます、そして西村さんの事をもっと知りたいと猛烈なアプローチをかけてくるのです
西村さんは高田くんに戸惑いながらも、二人は友達になっていくほのぼのストーリー
両作品のカップルはエニアグラムでは共にタイプ7-タイプ1と言う組み合わせ
タイプ7がタイプ1に猛烈なアプローチをかけてくる関係も一緒です
タイプ1・7の同じ組み合わせのカップルを
タイプ1側から見たのが「事情を知らない転校生がグイグイくる。」
タイプ7側から見たのが「上野さんは不器用」
グイグイ迫るのに相手が全然気付かなくてイライラする上野さん
グイグイ迫られてドキドキなのに相手は冷静に突っ込んでくる西村さん
どちらも見てて心が癒やされます♪
エニアグラムにおけるタイプ1とタイプ7の特徴を見てみましょう
タイプ1キャラクターの特徴
(主人公・西村さん:事情を知らない転校生がグイグイくる。)
【こだわり】「完璧主義・理想・正義」
公正な人タイプ
・リラックス下手、怠け方が分からない
・神経質で几帳面
・公正・公平であろうとする
・約束や時間は守る
・シャイで人見知り
・自分の感情を素直に出せない
・気が小さくて臆病
・堅実で現実的
・人にも自分にも厳しい
・柔軟な考え方は苦手
タイプ7キャラクターの特徴
(主人公・上野さん:上野さんは不器用)
【こだわり】「楽しさ・夢・冒険」
楽天家タイプ
・人生を楽しみつくそうとする
・落ち着きがない
・気さくでさっぱりとした性格
・ヤンチャで子供っぽい
・感情的な人を嫌う
・アイデアマン、思いつきが多い
・逃げ足が早い
・あき性
・用心深く慎重なところがある
・暗くて神経質、堅物な側面がある
・寂しがり屋で、かまわれたがり
・軽薄
エニアグラムでは「タイプ1」と「タイプ7」の間には深い関係があります
それは「タイプ7の憧れはタイプ1」だと言う事
タイプ7➡憧れ・タイプ1
両作品を見てみるとタイプ7(上野さん)(高田くん)がタイプ1(田中くん)(西村さん)の事が気になり、ぐいぐいアプローチをかけています
少年マンガやギャグマンガの場合、こうして憧れの人に対して直接ぐいぐいアプローチをかける描写になったりしますが、青年マンガの場合は、憧れの存在に対してなかなか素直になれない事もしばしば
私の好きな青年漫画でのタイプ7とタイプ1の組み合わせは
ハイスコアガールのハルオくん(タイプ7)と大野さん(タイプ1)
ベルセルクのガッツ(タイプ7)とグリフィス(タイプ1)
めぞん一刻の五代くん(タイプ7)と響子さん(タイプ1)
などなどです
両作品は同じ様な状況で主人公の目線が異なる点が比較していて面白いなと思いました
それにしてもタイプ7ってバカですよね・・・
私もタイプ7ですので、耳が痛い
しかしタイプ7がバカっぽいのはエニアグラム的にとても重たく厳しい理由があります
それはまた別の機会でのお話と言う事で
まとめ
同じシチュエーションで登場人物の目線を変えてみよう!
群像劇とかでよくありますよね
同じ時代を過ごした色々なキャラクター達が、「それぞれの目線で物語を語る」と重厚感が出てきます
今期のアニメでは「同居人はひざ、時々、頭のうえ」が同じ状況を2人(1人と1匹)の主人公の異なる目線で描かれていて面白いと思いました
私も上手く作品作りに活かしていきたいです
この記事があなたの「創作活動」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの創作活動が楽しいものになりますように!