こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
今回は「物語シリーズ」の千石撫子ちゃんをエニアグラムで分析します
千石撫子ちゃん、闇落ちの経緯
【簡単な物語の説明】
彼女の前に現れた白い蛇「クチナワ」から自分のご神体を探して欲しいと頼まれ
過去の償いのために、その頼みを受け入れる撫子ちゃんだったのだが・・・
まさかあの大人しい撫子ちゃんがあんな風になってしまうとは
驚き仰天しながら原作を読んだ記憶があります
撫子ちゃんは闇落ちして阿良々木暦の最大の敵(当時)として立ちはだかります
さて、エニアグラムを使って、その闇落ちの経緯を分析してみましょう
【メインキャラクター】
主人公:千石 撫子(せんごく なでこ)
(タイプ4:こだわり=「個性・ロマン・創造性」)
撫子の相棒:クチナワ
(タイプ2:こだわり=「人助け・思いやり・慈愛」)
ヒーロー:貝木 泥舟(かいき でいしゅう)
(タイプ1:こだわり=「完璧主義・理想・正義」)
エニアグラム分析では主人公の千石 撫子を中心に
貝木 泥舟(タイプ1)➡憧れ・千石 撫子(タイプ4)
➡憧れ・クチナワ(タイプ2)
という三角関係になります
各キャラクターの後ろの「タイプ」はエニアグラムにおける分類になります
より詳しく知りたい方はこちらで確認してください
エニアグラムの「成長」と「闇落ち」
エニアグラムでは各タイプには「成長」と「闇落ち」の順路があるとされています
撫子ちゃん(タイプ4)の成長の道筋はエニアグラム理論では以下の流れとなります
タイプ4➡ タイプ1➡ タイプ7➡ タイプ5➡ タイプ8➡ タイプ2➡ タイプ4
しかし撫子ちゃんは闇落ち方向へ進んでいきます
撫子ちゃん(タイプ4)の闇落ちの道筋はエニアグラム理論では以下の流れとなります
タイプ4➡ タイプ2➡ タイプ8➡ タイプ5➡ タイプ7➡ タイプ1➡ タイプ4
【タイプ4キャラクターの闇落ち方向】
「闇落ち」の過程をもう少し詳しくみてみましょう
闇落ちの第1段階
タイプ2的な「お節介的な救済」と言う短所を身に着けます
撫子ちゃんは実力が無いまま、「神様の御神体探し」と言う人助けならぬ、神助けを引き受けてしまいます
実力の伴わない救済、それはタイプ4キャラクターが闇落ちする第一歩となります
闇落ちの第2段階
タイプ8的な「なりふり構わず力を手に入れる」と言う短所を身に着けます
撫子ちゃんは、苦境に陥りパニックの結果、神様の力を手に入れる事になります
その力はタイプ4のキャラクターを更に闇落ちへ進む道へと繋がっていきます
闇落ちの第3段階
タイプ5的な「知識を重視し人間性を軽視する」と言う短所を身に着けます
撫子ちゃんはこの段階までは落ちずに、踏みとどまっていました
ここで、より大きな力を手に入れようと知恵を使った画策を始めると第3段階の闇落ちが進む事になります
ここで踏み止まったおかげで、貝木 泥舟による「闇落ち」からの脱出に繋がるのです
「闇落ち」からの脱出
撫子ちゃんは貝木 泥舟によって闇落ちから脱出し、成長方向へと方向転換することができます
タイプ4キャラクターの成長方向はタイプ1(貝木 泥舟)
自分の気持ちを尊重(4)して、その上で現実(1)を受け入れる
貝木 泥舟と出会うことで撫子ちゃんは「好きなマンガを描く」と言う現実的な道を選び、正常な成長へと方向転換する事ができるようになったのです
一度は闇落ちしてしまった撫子ちゃん
この後は
「マンガを描くと言う現実を楽しみ」(タイプ7的成長)
「マンガを描く勉強をし」(タイプ5的成長)
「マンガを描く実力を身に付け」(タイプ8的成長)
「マンガを描くことで人に喜びを与え貢献する」(タイプ2:最終段階の成長)
と言う正常な成長ができると良いですよね
【タイプ4キャラクターの成長方向】
おまけ
撫子ちゃんが人間に戻り、その後神様の座に付いたのは八九寺真宵ちゃん
真宵ちゃんの性格はクチナワさんと同じくタイプ2(こだわり:人助け)
「神様は人助けをする存在」と言う西尾先生の捉え方が出ているのかもしれません
蛇足でした、撫子ちゃんだけに
よろしけでば他の記事にも目を通してください
今回はここまで
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しいものになりますように!