こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
今回は宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」の主人公をエニアグラムで分析してみます
初めての方へ
このブログは創作活動をしている人に向けて物語の作り方である「13フェイズ」理論とキャラクターの作り方「エニアグラム」理論を紹介するページです
創作をしていない人でも気軽に読んでいただければと思います
「ハウルの動く城」のエニアグラム分析
「エニアグラム」とは人を9つのタイプの性格に分けて分析する性格類型論
マンガや小説を書く時のキャラクター作成にとても役に立つ理論ですので、勉強しておいて損は無いと思います
観ていない人の為の簡単なストーリー紹介
このお話は「真面目な帽子屋の女の子」と「引き籠もりの魔法使い」のお話
魔法から科学への時代へと変化しつつある異世界(第二次世界大戦頃の世界観)
町の帽子屋で暮らす主人公ソフィの前に突如として魔法使いハウルが現れます
生真面目なソフィに対してハウルは芸術家気質、優雅で美しいが地に足が着いていなくはかなげな存在
ソフィはハウルに翻弄されながらも徐々に成長し、二人の過去の謎が解けていくストーリー
主人公:ソフィー・ハッター(タイプ1)
ヒーロー:ハウル(タイプ4)
「真面目な女の子」と「引き籠もりの芸術家」
タイプ1とタイプ4の関係、それが「ハウルの動く城」での2人の関係
エニアグラムにおけるタイプ1とタイプ4の特徴を見てみましょう
タイプ1キャラクターの特徴(ソフィ)
【こだわり】「完璧主義・理想・正義」
肯定的な呼び方「公正な人タイプ」
否定的な呼び方「堅苦しいタイプ」
・リラックス下手、怠け方が分からない
・神経質で几帳面
・公正・公平であろうとする
・約束や時間は守る
・シャイで人見知り
・自分の感情を素直に出せない
・気が小さくて臆病
・堅実で現実的
・人にも自分にも厳しい
・柔軟な考え方は苦手
【こだわり】「個性・ロマン・創造性」
肯定的な呼び方「創造の人タイプ」
否定的な呼び方「内閉の人タイプ」
・美意識が高い、芸術家気質
・独自性を重んじる
・イメージ力があり空想にひたることが多い
・集団行動が苦手
・シャイで気が小さい
・共感能力が高く、弱者へのいたわりの気持ちが強い
・甘えん坊で寂しがりや
・建前がわからない
・気分転換や楽しむことがへた
・自意識過剰
・純粋で繊細で、傷つきやすい
・破滅的で自分を追いつめやすい
エニアグラムでは「タイプ1」と「タイプ4」の間には深い関係があります
それは「タイプ1の憧れはタイプ4」だと言う事
タイプ1➡憧れ・タイプ4
「現実を重視して自分の内面を軽んじるタイプ1」のキャラクターは「自分の内面を尊重するタイプ4」に憧れを抱きます
そんな正反対の関係がタイプ1とタイプ4の関係なのです
前回説明した「この世界の片隅に」の主人公すずさんと夫の周作さんとの関係もタイプ4とタイプ1の組み合わせ
また、「りゅうおうのおしごと!」の主人公八一くんと幼馴染の銀子さんもタイプ4とタイプ1
他にも
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のヴァイオレット・エヴァーガーデンとギルベルト少佐もタイプ1と4の関係になります
「まとめ」というか個人的感想
「引き籠もりの芸術家」とそれに憧れる「生真面目なキャラクター」
タイプ4と1のカップル、とてもお似合いだと思うのですが、実を言うと私は苦手なのです
前回解説した「タイプ2」と「タイプ4」 は私の超好み
しかし今回の「タイプ1」と「タイプ4」のカップルは見ていて辛いパターンが多いのです(私の主観ですが・・・)
【前回記事】(タイプ2とタイプ4の関係)
ヴァイオレット・エヴァーガーデン・銀子ちゃん、今回のソフィ(いずれもタイプ1)
彼女たちを見ていると、タイプ4の男を好きになったタイプ1の女の子ってなんか可愛そうな感じがするのですよね
「これがいいんだよ!」と言えば正にそうなのですが・・・
楽しいの大好きな私としてはちょっと苦手、見てて辛い
今回はここまで
この記事があなたの「創作活動」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの創作活動が楽しいものになりますように!
【宮崎駿監督の作品について、より詳しい分析を知りたい方は是非こちらのブログも読んで下さい】
【エニアグラムについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ】
【参考資料】
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