つばさタイガー 其ノ伍より ©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
「エニアグアラムの基本」についての不定期連載
第18回 各タイプの「根源的恐れ」と「怒り」について
エニアグラムの基本について解説するこのシリーズ
今回は「根源的恐れ」と「怒り」について解説していきます
参考にするのは「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著
「新版 エニアグラム【基礎編】 自分を知る9つのタイプ」
私のブログで参考にしているドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著の本
より詳しくエニアグラムの事を知りたい方にオススメ
いきなりこの本を読むと、その情報量に圧倒されて心が折れそうなるかもしれません
覚悟のある方は是非!すごい本です
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マンガやアニメのクライマックスで「キャラクターが激高する姿」がよく見受けられます
人が怒りを抑えられない時、それは「触れられたくないものに触れられた時」
いわゆる「虎の尾を踏む」「逆鱗に触れる」時
キャラクターが触れられたくないもの、それが「根源的恐れ」である事がとても多く、そのパターンはエニアグラムの性格タイプ毎に一定の傾向があります
その傾向を探っていきましょう
今回のブログも創作活動をする人にとって「キャラクターを動かす時のヒント」となること間違いなしです!
【エニアグラムの基本 第1回が気になる方はこちらからどうぞ】
各タイプの根源的恐れ
キャラクターはタイプ毎によって異なる「根源的恐れ」を持っています
下に各タイプの根源的恐れをリストアップしてみました
※アニメキャラクターの「怒り」の表情も一緒に掲載しているので雰囲気を掴む手助けになればと思います
タイプ1(完璧主義者)
【老倉 育】【夜神 月】など
DEATH NOTE 第37話(最終話)より (C)大場つぐみ・小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ
【根源的恐れ】
『自分が悪く、堕落し、よこしまで、欠陥があること』
タイプ1のキャラクターは「自分が悪く、間違えている」と指摘される事に耐えられません
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
【関 織子(おっこ)】【八九寺 真宵】など
若おかみは小学生!より ©令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
【根源的恐れ】
『自分が愛されるにふさわしくないこと』
タイプ2のキャラクターは他人に愛されようと努力します
しかしその努力を無視や否定された時に怒りが込み上げます
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
【鬼舞辻 無惨】【シャア・アズナブル】など
鬼滅の刃 第26話より ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
【根源的恐れ】
『自分に価値がないこと、本来価値をもっていないこと』
タイプ3のキャラクターは「自分より他人の方が価値がある」と思われる事に耐えられません
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
【すずさん】【千石 撫子】など
この世界の片隅に より © こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
【根源的恐れ】
『アイデンティティや個人としての存在意義をもっていないこと』
タイプ4のキャラクターは自身の存在意義、個性・唯一性を持っていない事を恐れます
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
タイプ5(観察者)
【羽川 翼】【有馬 公生】など
そだちロスト其の参より ©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
【根源的恐れ】
『役に立たず、無力で、無能であること』
タイプ5のキャラクターは自分が役立たずであると指摘される事に耐えられません
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
タイプ6(堅実家)
【胡蝶しのぶ】【アムロ・レイ】など
鬼滅の刃 第24話より ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
【根源的恐れ】
『支えや導きをもたないこと』
タイプ6のキャラクターは「支えや導き」を失った時や失いそうになった時に憤りを感じ激高する傾向があります
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
【エレン・イェーガー】【ガッツ】など
進撃の巨人 シーズン1 第1話より ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
【根源的恐れ】
『必要なものを奪われ、痛みから逃れられないこと』
タイプ7のキャラクターは自分に必要なものを奪われ、その痛みから逃れられない時に激高する傾向があります
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
【ラインハルト】【ラオウ】など
銀河英雄伝説 第94話より © 田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっ ふ・サントリー All Rights Reserved.
【根源的恐れ】
『他者に傷つけられ、コントロールされること』
タイプ8のキャラクターは自分自身の人生の方向を決めたい性格、他者に自分をコントロールされることには耐えられません
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
タイプ9(調停者)
【竈門 炭治郎】【影山 茂夫】など
鬼滅の刃 第22話より ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
【根源的恐れ】
『喪失と分離 消滅させられること』
普段は物静かなタイプ9ですが、タイプ9は自分の周りにある世界(家族や仲間、環境など)の喪失や別れを何よりも恐れ、その様な状況に対して激高します
(参照:「新板エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ」 ドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著)
いかがだったでしょうか?
同じ「怒り」でも性格のタイプによって、その質が異なる事がイメージできたかと思います
今後の記事で「各タイプのキャラクラーが激高する場面」を具体的に紹介しながら、各タイプの「根源的恐れ」と「怒り」の特徴をより詳しく分析していきますのでお楽しみに!
【タイプ1の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ2の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ3の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ4の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ5の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ6の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ7の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ8の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
【タイプ9の「根源的恐れ」と「怒り」についてのより詳しい分析はこちらで】
今日はここまで。
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まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
【次回解説】
【参考資料(兼オススメ本)】
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今回紹介したドン・リチャード・リソ, ラス・ハドソン他著の本
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