こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
「エニアグアラムの基本」についての不定期連載
第8回「闇落ち方向②」です
【1回目がまだの方はこちらからどうぞ】
エニアグラムの闇落ち(後退)方向
今回は前回紹介しきれなかったタイプ1・2・4・5・7・8の闇落ちについて詳細説明をいたします
闇落ち方向(エニアグラム図)
矢印方向が闇落ち方向
各タイプのキャラクターは自身のタイプをスタートとして、矢印方向のタイプの短所を身に着ける事で、闇落ちレベルが進んでいきます
「闇落ち」の順番 タイプ1・2・4・5・7・8編
それぞれのタイプが持つ否定的な特徴を以下に記します
タイプ1:こだわり=「完璧主義・理想・正義」
「何事も、ねばならない、すべきであると考えてしまうこと」
タイプ2:こだわり=「人助け・思いやり・慈愛」
「お節介な所」
タイプ4:こだわり=「個性・ロマン・創造性」
「空想の世界へ逃げ込む所」
タイプ5:こだわり=「知識・分析・倹約」
「知識を重視し人間性を軽視する所」
タイプ7:こだわり=「楽しさ・夢・冒険」
「責任から逃避し目先の快楽を追い求める所」
タイプ8:こだわり=「力、戦い・義理人情」
「なりふり構わず力を手に入れようとする所」
「ある闇落ち」はその基礎として「一つ前の闇落ち」が原因となって発生していくのです
説明しましょう
(タイプ1的な)「何事も、ねばならない、すべきであると考えてしまうこと」と言う弱点は(タイプ7的な)「責任から逃避し目先の快楽を追い求める所」の弱点を基礎にしています
責任から逃避し目先の快楽ばかりを追い求めていると、逆に楽しく充実した日々を過ごせなくなってきます
そして自分自身や周りの人々に対して、「私を楽しませなければならない」と言う理不尽な妄想が広がっていきます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ4的な)「空想の世界へ逃げ込む所」と言う弱点は(タイプ1的な)「何事も、ねばならない、すべきであると考えてしまうこと」の弱点を基礎にしています
正常な努力を行わずに「何かをしなければならない」と言う妄想ばかりが広がると、辛くて現実を見ることができなくなります
そして、現実から離れ、自分の理想である空想の世界に逃げ込んでしまいます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ2的な)「お節介な所」と言う弱点は(タイプ4的な)「空想の世界へ逃げ込む所」の弱点を基礎にしています
空想の世界へ逃げ込み、一人の世界に篭ると周りの世界が怖くてたまらなくなります
自分は特別な人間だと横柄になり他人をバカにしつつも、その一方で不安を解消する為に自分を必要としてくれる人を求めて、お節介な救済を行おうとします
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ8的な)「なりふり構わず力を手に入れようとする所」と言う弱点は(タイプ2的な)「お節介な所」の弱点を基礎にしています
実力を伴わないお節介な救済はどこかで無理が生じます
その無理が元でなりふり構わず力を手に入れようと足掻く事になっていきます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ5的な)「知識を重視し人間性を軽視する所」と言う弱点は(タイプ8的な)「なりふり構わず力を手に入れようとする所」の弱点を基礎にしています
なりふり構わず力を手に入れる為に、よい方法は無いものかと知恵を振り絞ります
その結果、人間性を無視して一番効率的な知識を重視する様になっていきます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ7的な)「責任から逃避し目先の快楽を追い求める所」と言う弱点は(タイプ5的な)「知識を重視し人間性を軽視する所」の弱点を基礎にしています
知識を重視し人間性を軽視する事で、その心は周りの人々からどんどんと離れていきます
その寂しさを打ち消そうと、知識による力の入手のみを快楽的に追い求め、現実に対する責任感は薄くなっていきます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
今回のまとめ
負の連鎖を止めましょう
「闇落ち」は全て今起こっている目先の問題や困難を短絡的に解決しようとする結果発生していきます
その構造を今回紹介させてもらいました
「急がば回れ」
昔の人は良い事を言いました
重大な問題の解決に対しては短絡的に考えるのではなく、回り道をする事が必要です
その最短の回り道がエニアグラムでの成長方向となります
「闇落ち」から回避する為の参考にしてください
今日はここまで。
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「エニアグラム」の魅力を少しでも分かりやすく皆様にお届けできると嬉しいです
【次回解説】