こんにちは
楽しくないと生きていけない
がんべあです
「エニアグアラムの基本」についての不定期連載
第7回「闇落ち方向①」です
【1回目がまだの方はこちらからどうぞ】
エニアグラムの闇落ち(後退)方向
「人はどの様な過程を経て闇落ちしていくのか?」
成長と同じくその順番はエニアグラムで示されています
今回はエニアグラムでの「闇落ち(後退)方向」についての紹介をします
エニアグラム理論では人は個別のタイプ毎に「闇落ちする順番」が決まっています
「闇落ち」には順番があります
ある短所はその「基礎となる短所」を土台にして発生するからです
【タイプ1の場合】
タイプ1➡ タイプ4➡タイプ2➡ タイプ8➡ タイプ5➡ タイプ7➡ タイプ1(1周して戻ってくる)
【タイプ9の場合】
タイプ9➡ タイプ6➡タイプ3➡ タイプ9(1周して戻ってくる)
他のタイプもそれぞれ個別の成長方向の順番があります
エニアグラムの図で表すとこうなります
矢印方向が闇落ち方向
各タイプのキャラクターは自身のタイプをスタートとして、矢印方向のタイプの短所を身に着ける事で、闇落ちレベルが進んでいきます
「闇落ち」の順番 タイプ3・6・9編
それぞれのタイプが持つ否定的な特徴を以下に記します
タイプ3:こだわり=「名誉・目標の達成・ステイタス」
「見栄っ張り、本質を軽んじる所」
タイプ6:こだわり=「ルール・堅実・責任感」
「人間関係において心配性な所」
タイプ9:こだわり=「平和・安らぎ・マイペース」
「怠惰な所」
「ある闇落ち」はその基礎として「一つ前の闇落ち」が原因となって発生していくのです
説明しましょう
(タイプ3的な)「見栄っ張り、本質を軽んじる所」と言う弱点は(タイプ6的な)「人間関係において心配性な所」の弱点を基礎にしています
人間不信が極まると、身内には八つ当たりをし始め、外では自分を隠して「良い子」を演じ始めます
見栄を張り、仲間に見くびられないように空威張りをしたり弱い者いじめをするなど、自分が強い人間であるかのように演じるようになります
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ6的な)「人間関係において心配性な所」と言う弱点は(タイプ9的な)「怠惰な所」の弱点を基礎にしています
怠惰である弱点が進むといろいろなことを不安がり、他人の顔色をうかがうようになります
頭の中は不安でいっぱいになり、人の助けをあてにしたり、人の言いなりになっていきます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
(タイプ9的な)「怠惰な所」と言う弱点は(タイプ3的な)「見栄っ張り、本質を軽んじる所」の弱点を基礎にしています
本質を軽んじ、うわべだけを気にする弱点が進むと、誰からも相手にされなくなっていきます
そしてだんだんとやる気をなくし、心の中は不安で一杯のまま、意欲がなくなり怠惰になっていきます
それが闇落ちへと進む道のりになるのです
※タイプ1・2・4・5・7・8の「闇落ち方向」は次回説明をいたします
早く知りたい方は下の記事まとめで確認してください
今回のまとめ
闇落ちにも順番がある
「負の連鎖」とでも言うのでしょうか
一つの弱点が進むと、次の弱点へと繋がっていく
そしてその弱点が進むと更に次へと
どこかで負の連鎖を断ち切り、正常な成長へと方向転換をしていく必要があるのです
それはマンガや小説・映画で何回も語られているテーマ
先人の知恵を学び、我々は正常な成長を手にしていきたいですね
その為のツールとして「エニアグラム」の魅力を少しでも分かりやすく皆様にお届けできると嬉しいです
今日はここまで。
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【次回解説】