こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
今回は「個人」ではなく「国家」の性格をエニアグラム分析してみます
「集団・組織」にも「個人」と同じくその性格が現れています
性格があるという事は「エニアグラムで分析可能なのでは？」と言うのが今回のテーマ
今回は考察材料として組織の中でも一番大きな単位の一つ「国家」について考えていきます
日本とアメリカの違い
まずは日本とアメリカの国家としての性格をエニアグラムで分析してみました
日本はタイプ6（堅実家）
タイプ6キャラクターの特徴
【こだわり】「ルール・堅実・責任感」
肯定的な呼び方「絆の人タイプ」
否定的な呼び方「心配性の人タイプ」
・心配性で、不安に飲み込まれやすい
・実力を認める人にはいたって従順だが、実力の伴わない上司や体制には反抗的
・友情や絆を求めて積極的に行動する
・考え過ぎで右往左往する
・誠実
・状況に合わせて、自分自身の生き方を変えられる
・孤独が怖くて頼りになる人を探す
・勤勉で礼儀正しい
・人とは付き合い上手だが、自分との付き合い方は下手
・我慢強さが足りず、コントロール不足
おお、いい感じで日本っぽくなっています
タイプ6の特徴は
仲間のために誠実に役割や責任をまっとうしていくことで、自己実現を果たすタイプです
また、実力のある権威者や指導者に頼りきりになり、その傘の下で安全を確保していくので、判断力が足りず主体的になりにくい傾向があります
（「究極のエニアグラム性格学」竜頭万里子著より）
面白いですね、次はアメリカの分析をしてみましょう
アメリカはタイプ2（献身家）
タイプ2キャラクターの特徴
【こだわり】「人助け・思いやり・慈愛」
肯定的な呼び方「善意の人タイプ」
否定的な呼び方「横柄な人タイプ」
・人に慕われたり、必要とされたがる
・強引で押し付けがある
・威張る人が嫌い、権力や権威にはとにかく反発する
・人を信じやすく騙されやすい
・人を助けるのが好き、お節介焼き
・無神経であるが、思いやりがある
・横柄だが、全体把握力がある
・ケロリと忘れっぽく、サッパリしている
・大胆で集中力がある
・自分の言うことに意識を集中させて、聞く姿勢が少ない
・不用心で警戒心が少ない
成功とエンターテイメントが大好きなアメリカはタイプ3とも考えたのですが、次の２つの理由からタイプ2と考えました
①【世界の見方】
タイプ３は【周りの世界がキライなタイプ】
・世界に対して否定的
・人の本性は悪と考えている
タイプ2は【周りの世界が好きなタイプ】
・世界に対して肯定的
・人の本性は善と考えている
現在アメリカが苦しんでいるのは「ベトナム戦争以前は”善”と信じていた世界に疑問を持ってしまう様になったから（アイデンティティーの崩壊）」だと思います
②【危機を感じた時にどう動くのか】
タイプ３は【調和型】
周りの集団に合わせる事で身を守る
「世界と自分とは共にある関係」
（世界と自分とは同じものだと言う関係）
タイプ２は【攻撃型】
敵と闘う事で自己防衛を図る
「世界は自分を中心に存在している関係」
（天動説的、自分を中心に世界は回っている関係）
アメリカは自分を中心にした世界観で実に攻撃型
タイプ2らしい特徴が出ています
タイプ2の特徴は
自分は善い人間であると信じ込んでいるので、明るく楽天的でうぬぼれが強く、自分の欠点をかえりみません
従って、元気でエネルギッシュで、いつも前向きで健康な人に見えますが、横柄で図々しく、自分にはいつも問題がないという自信過剰な人に見えることでしょう
（「究極のエニアグラム性格学」竜頭万里子著より）
お節介で、エネルギッシュ、自信に満ち溢れている所などが実にアメリカらしいと思います
その他の国々
その他の国々も気になったので分析してみました
ロシアはタイプ1（完璧主義）
タイプ1キャラクターの特徴
【こだわり】「完璧主義・理想・正義」
防御型・周りの世界が好き
肯定的な呼び方「公正な人」
否定的な呼び方「堅苦しい」
・リラックス下手、怠け方が分からない
・神経質で几帳面
・公正・公平であろうとする
・約束や時間は守る
・シャイで人見知り
・自分の感情を素直に出せない
・気が小さくて臆病
・堅実で現実的
・人にも自分にも厳しい
・柔軟な考え方は苦手
イギリスはタイプ3（達成者）
タイプ3キャラクターの特徴
【こだわり】「名誉・目標の達成・ステイタス」
調和型・周りの世界がキライ
肯定的な呼び方「進取の人」
否定的な呼び方「見栄っ張りな人」
・負けず嫌いで競争心が強いが、それを隠す
・洗練された上品な振る舞いを大切にする
・親切でやさしい
・他人と同じ事はしたがらない
・多くの人に賞賛されたがり、見栄っ張りで自慢屋
・寂しがりやで孤独を恐れる
・失敗を極端に恐れる
・利にさとく計算高くて、したたか
・完璧にできるようにしたがり、禁欲的にもなる
・第一印象や服をうなどを大事にする
・大人びて、冷静沈着
フランスはタイプ4（芸術家）
タイプ4キャラクターの特徴
【こだわり】「個性・ロマン・創造性」
防御型・周りの世界をキライでも好きでもない
肯定的な呼び方「創造の人」
否定的な呼び方「内閉の人」
・美意識が高い、芸術家気質
・独自性を重んじる
・イメージ力があり空想にひたることが多い
・集団行動が苦手
・シャイで気が小さい
・共感能力が高く、弱者へのいたわりの気持ちが強い
・甘えん坊で寂しがりや
・建前がわからない
・気分転換や楽しむことがへた
・自意識過剰
・純粋で繊細で、傷つきやすい
・破滅的で自分を追いつめやすい
ドイツはタイプ5（観察者）
【こだわり】「知識・分析・倹約」
攻撃型・周りの世界をキライでも好きでもない
肯定的な呼び方「学究な人」
否定的な呼び方「偏屈な人」
・観察力がある
・本好き、知識の吸収に貪欲だが、得た知識を活用する事には興味が薄い
・客観的に物事を把握する
・論理的、合理主義
・感情的な人は苦手
・人間に関心が薄い、一人でいる方が好き、周りに迎合しない
・ダメだと思うとあきらめが早い
・物事を複雑に見る
・現実逃避傾向が強い
・人間的な弱みを見せたがらない、その為に変人で偏屈に見える
イタリアはタイプ7（楽天家）
【こだわり】「楽しさ・夢・冒険」
防御型・周りの世界がキライ
肯定的な呼び方「快活な人」
否定的な呼び方「自分勝手な人」
・人生を楽しみつくそうとする
・落ち着きがない
・気さくでさっぱりとした性格
・ヤンチャで子供っぽい
・感情的な人を嫌う
・アイデアマン、思いつきが多い
・逃げ足が早い
・あき性
・用心深く慎重なところがある
・暗くて神経質、堅物な側面がある
・寂しがり屋で、かまわれたがり
・軽薄
中国はタイプ8（統率者）
タイプ8キャラクターの特徴
【こだわり】「力・戦い・義理人情」
攻撃型・周りの世界がキライ
肯定的な呼び方「剛毅な人」
否定的な呼び方「傲慢な人」
・力強く大胆
・度量があり、いさぎよい
・リーダーシップがある
・人に威圧感を与え支配的になりがち
・我が強く、一人で何でもしようとする
・いい加減な人が嫌い
・白黒はっきりさせたがる
・先手必勝
・人情的
インドはタイプ9（調停者）
タイプ9キャラクターの特徴は以下の通り
【こだわり】「平和・安らぎ・マイペース」
調和型・周りの世界をキライでも好きでもない
肯定的な呼び方「寛容な人」
否定的な呼び方「怠惰な人」
・忍耐強い
・自己主張がしにくい
・変化を好まない
・のんびり屋さん
・自分自身の考えを持たず、周りに流されやすい
・分析や洞察は苦手
・闘いは嫌い
・仲間から疎外されるのが恐怖
・不器用
・無欲
・裏表がなく誠実
・優柔不断
・無自覚な行動が多い
・忘れっぽい
いかがだったでしょうか？
ただ、私自身がそれぞれの国の国民性を熟知している訳ではありませんので、分析ミスの可能性も高いです
もっと「各国の国民性」を勉強して今後、精度を上げていきたいです、みなさまのご意見もいただけると助かります
今回はアニメの話ではありませんでしたが、今回の分析を基本として、今後、「アニメの中で”主人公が属している組織の性格”と”主人公自身の性格”との関係」等に発展した分析ができると面白そうだなと考えています
今回はここまで
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように！
【参考資料】
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