がんべあの「ぶれない」キャラクター&ストーリーの作り方

創作活動の強い味方「エニアグラム」と「13フェイズ」

物語の書き方 ストーリー構成を学ぼう アニメ「トイストーリー4」を13フェイズで分析する

f:id:gunber:20200914105121j:plainトイストーリー4より ©Disney/Pixar

 

こんにちは

みんなと一緒に幸せになりたい

がんべあです

 

 今回はピクサー制作のアニメ映画「トイストーリー4」の13フェイズ解説を行います

 

 この作品は2019年(令和元年)公開作品

  

 主人公はカウボーイのおもちゃ、ウッディ

 

 持ち主のアンディが大人になり、おもちゃの役目が終わり必要とされなくなったウッディ

 前回トイストーリー3で新しい持ち主の子供ボニーの元へ引き取られ、ハッピーエンドでお話は終わりました

 

 今回の4はその続きのお話

 ウッディに幸せな日々は訪れたのでしょうか?

 

 ではお話の詳しい解説を始めましょう

 

※物語は人によって千差万別な捉え方ができると思っています、このブログはあくまで私の目から見た意見ですのでご了承下さい

   

※「」と

OO:「OOO

は引用部分 引用は「トイストーリー4」から

 

 ※ネタバレありです、ご注意を

トイストーリー4」のお話

 

 このお話の主人公はウッディ

 

 抱えている問題点は「自分が必要とされていない事」

 

 新しい持ち主、ボニーの元へ引き取られたウッディとおもちゃの仲間たち

 

しかしボニーは女の子

 

カウボーイ人形とはあまり遊んでくれません

他のおもちゃの仲間たちがボニーと楽しそうに遊んでいる間、ウッディは押入れの中からその様子を羨ましそうに眺めています

 

 お話の流れを13フェイズで表してみます

 

f:id:gunber:20191114085310j:plain



 物語前半、第7フェイズまでウッディは羊飼いの少女の人形ボーの助けを得て、自分自身の存在価値を見出す為に成長していきます

 

 そして第8フェイズ以降の物語後半ではボーと別れ、一人で自身の存在価値を見出すためにフォーキーの助けに向かいます

 

 フォーキーを囚えているアンティーク人形のギャビー・ギャビーは作られてから一度も子供と一緒に遊んだことがありません

 その原因は彼女のボイスボックスが故障しているから

 ギャビーウッディのボイスボックスを欲しがります

 

ギャビー:「子供のそばにいることがオモチャの一番の役目」

 

ギャビー:「一度でいい そのチャンスが欲しいの あなたのように愛されてみたい」

 

 そんな彼女の辛さ、悲しみに共感したウッディは自分のボイスボックスをギャビーに与えます

 物語後半ではウッディーギャビーと共感し、苦しみ、挑戦し、行動していきます

 ギャビーの姿・行動ウッディーの分身と言ってもよいでしょう

 

 声が出せるようになり喜ぶギャビーは憧れの子供ハーモニーの元へと向かいます

 

 しかし、ハーモニーギャビーに興味を示さず去っていきます

 

 一人取り残されたギャビー

もう何もしたくないと言う彼女をウッディは励まします

 

ウッディ:「でも棚に座っていたら何も変わらないだろ…」

 

 ギャビーにかけた励ましの言葉はブーメランの様にそのまま自分の心に届きます

 

 そして物語の最後ではウッディは持ち主のボニーの元へには戻らず羊飼いの少女の人形ボーと共に旅立つ事を決意します

 その姿を見送るバズや仲間達

 

「ウッディは迷子のオモチャになったの?」

 

「迷子じゃない

 

もう違う」

 

「無限の…」

 

「彼方へ…」

 

 

 トイストーリー4は、ウッディが「自身の本当の存在価値」を探し求めて「旅立つ決意」をするまでを描いた作品

 

 このお話は次回作に向けての「決意」フェイズなのかもと感じました

 実に燃える展開、トイストーリー5が待ち遠しくて堪りません!

 

 今回はここまで

 

 まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います

 疑問点などありましたら是非教えてください

 

 この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います

みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!

 

【その他のピクサー作品の記事はこちらから】

gunber.hatenablog.com

 

【13フェイズについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ】

gunber.hatenablog.com

 

【参考資料】

トイ・ストーリー4 MovieNEX [ブルーレイ DVD デジタルコピー MovieNEXワールド] [Blu-ray]

新品価格
¥3,400から
(2019/12/6 11:09時点)

メイキング・オブ・ピクサー―創造力をつくった人々

新品価格
¥2,420から
(2019/12/6 11:13時点)