サマーウォーズより ©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
今回は細田 守監督作品「サマーウォーズ」を13フェイズ分析します
この作品は2009年(平成22年)公開映画
キャラクターがとても多く、陣内家に集まる親戚一同は約30名
彼らのアバターを含めるとその倍のキャラクターが物語に登場しますが、その一人ひとりが実に魅力的に描かれていてびっくりします
びっくりすると言えば、最後の戦いの「花札勝負」
この勝負のシーンが実にカッコイイ!
手に汗握る戦い、まさか花札でこんなに燃えるシーンを見る事になろうとは…
もしまだ見ていないのでしたら、是非ご覧ください
超オススメの楽しめる映画です
では本編を13フェイズに従って観ていきましょう
※「」と
OO:「OOO」
は引用部分 引用は全て「サマーウォーズ」から
ネタバレありですのでご注意ください
「サマーウォーズ」のお話
13フェイズに従って見ていきます
長野にある田舎 由緒正しい武士の末裔 陣内家、そして電脳世界OZが舞台となります
このお話の主人公は「陣内家」
主人公は一人ではなく、陣内家の親族全体の成長が物語を通じて描かれています
陣内家一同の職業は「警察」「消防」「医者」「水道局」「陸上自衛隊」「市役所職員」「介護福祉士」など
皆、人々の「ライフライン」や「生活のシステム」を守り維持する為に働いています
その親戚の中心に存在するのが16代目当主の栄おばあさん
栄おばあさんは日本の政府要人、大企業、様々な所に顔が効きます
正に日本を守る要の人物
そんな陣内家ですが、物語の始めでは2つの大きな問題点を抱えています
1つ目は「大おばあさん栄の後継者がいない事」
2つ目は「一族の養子である侘助と陣内家との関係が悪化している事」
13フェイズに従って物語を見てみましょう
物語の折り返し点である黄色の枠、第7フェイズまで陣内家のメンバーは栄の助けを得て人々の生活を守るために活躍します
しかし、第7フェイズで突然、栄は亡くなってしまいます
第8フェイズ以降の物語後半では陣内家のメンバーは栄の助け無しで、人々の生活を守るために闘うお話の展開になります
栄が亡くなった後に活躍するのは夏希と健二
うなだれる陣内家のみんなに向かって健二は叫びます
健二:「…まだ負けてない なにかまだ手があるはずです」
翔太:「なんだよ、手って。これは数学とは違うんだよ!」
健二:「同じです。あきらめたら解けない。答えは出ないままです」
その姿を見た夏希は陣内家と険悪な関係だった侘助を電話で説得し呼び戻します
陣内家の一員として人々を守る為に協力して闘う侘助
陣内家の中心、大黒柱として夏希は陣内家全員のアカウントを背負いラブマシーンに勝負を挑みます
そして夏希をサポートする健二
無事ラブマシーンを倒し人々を救った陣内家
物語当初の2つの問題点
「13代目当主の大おばあさん栄の後継者がいない事」
「一族の養子である侘助と陣内家との関係が悪化している事」
栄の後継者として陣内家をまとめ上げる力を示した夏希
新たな世界、電脳世界のライフラインを守る一員として陣内家のメンバーに加わった侘助
物語を通じて2つの問題点は解決され、お話はハッピーエンドを迎えます
この作品のテーマは「絆」
「人の絆を守る為に働く」私もそうありたいなと思っています
今回はここまで
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
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