「名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件」より ©RAI・TMS
こんにちは
みんなと一緒に幸せになりたい
がんべあです
今回は宮崎駿監督「名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件」を13フェイズ分析します
この作品は1984年(昭和59年)TVで放映
誘拐されたハドソン夫人が大活躍、ほのぼのしたとても可愛いいお話です
ハドソン夫人:「あんなにおそうじのしがいがあったのはじめて…」
「名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件」より
監督は宮崎駿
「ミセス・ハドソン人質事件」と「青い紅玉」の2本はこの3人の最強トリオで創られており、名探偵ホームズの中でも他のお話と一味違う魅力を持っていると私は思います
さて、本編の解説に入りましょう
この作品はハドソン夫人が主人公
…ではなく、モリアーティ教授が主人公!
「13フェイズ」構成で創られています
※「」は引用部分
引用は全て「名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件」から
ネタバレありですのでご注意ください
「名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件」のお話
主人公、モリアーティ教授はホームズに連戦連敗
プライドはズタズタ、ホームズに勝つために、手段を選ばずなりふりかまわない状態まで心が落ちぶれています
「プライドを無くし、自分を見失っている事」が主人公モリアーティ教授の問題点
そんな教授がハドソン夫人を誘拐する事でホームズを陥れようと画策する事でお話が始まります
黄色の枠、第7フェイズまでモリアーティ教授はハドソン夫人の助けによって徐々に自分の中にあったプライドを思い返していきます
そして第8フェイズからはモリアーティ教授はハドソン夫人の助け無し、一人でプライドをかけてホームズとの勝負に挑みます
結局勝負には負けてしまいましたが、モリアーティ教授は勝負より大事なことに気付く事ができました
それは自分自身のプライド、美学、かっこよさ
モリアーティ教授:※「これだけはお約束します 二度とあなたを仕事にまきこむことはいたしません」
第1フェイズで示されていた教授の問題点
「プライドを無くし、自分を見失っている事」が主人公モリアーティ教授の問題点
その問題が解決してプライドを取り戻した教授
もうハドソン夫人にかっこ悪い姿は見せられません
なりふり構わない悪事ではなく、今後は自分の美学とプライドを持った悪事を行う事でホームズと勝負をしていく事になるでしょう
美学とプライドがあれば負けてもカッコイイのです
悔しいですけどね…
実にいいお話
宮崎監督のお話は心に響きます
今回はここまで
まだまだ勉強不足で、勘違いや、解説に至らぬ点も多くあると思います
疑問点などありましたら是非教えてください
この記事があなたの「創作活動」と「物語を楽しむ事」に少しでもお役に立てると嬉しく思います
みなさんの毎日が楽しく幸せなものになりますように!
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